自分の作品が電子書籍として公開されていることが未だに信じられず、不思議な気持ちでいっぱいです。
大学の親友、香織が忽然と姿を消した。加奈子に残されたのは、香織が作った一首の和歌。回文としても成り立つその歌には、万葉時代の防人の妻が夫の帰りを待つ切ない想いが綴られていた。
26年後、京都・広隆寺で香織を見かけたことをきっかけに、加奈子は親友の失踪の真相解明を始める。加奈子は高校生の娘・美郷の知恵を借りながら、博物館に所蔵された万葉集の文献をあたり、徐々に真相を組み立てていく。東京都飛鳥山、香織の故郷千葉県朝夷、京都、万葉の記憶……。それらの点と点が結ばれた時、加奈子は脳裏に万葉の里で琴を弾く香織の姿を見るのだった。
加奈子と美郷の親子に託された使命とは? ラストで驚きの真相が明かされる。
時空を超えた親友同士の約束、母娘の絆。失われた言葉の魂を現代に甦らせる感動の物語。
新人賞に応募した際、編集の方から電子書籍での出版を薦められ、妻に相談したところ、記念(この世に生きていた証)になるからとの「好意的な了解」を得て出版することを決意しました。
―制作を始める前、どんな不安がありましたか?幼いころから文章を書くことがあまり得意な方ではなかったので、私の書いたものを読んでくれる方が本当におられるのか少し不安でした。
―制作の過程で不安を解消できましたか?書いているうちに、他人の目を意識することなく、只々自分が思うままに書けば良いのだとの思いが湧いてきて、以降は気持ちが楽になり最後まで書くことができました。
―制作中によかったと思えたのはどんなことですか?書き進めるうちに、登場人物が私の思いとは無関係に途中から自らの意志で動き始め、その後は、彼らの行動や思いをそのままひたすら記述するだけ――という感覚を持てたことでしょうか。
―これから出版を考えている人へのメッセージをお願いします。自分が書いた「物語」(小説、実用書等を問わず)を、誰が一番評価してくれるかを考えてみたら良いのではないでしょうか。それは、一般読者ではなく、親族(父、母、子供たち、兄弟・姉妹、そして、最愛の伴侶)ではないでしょうか。もし仮に、父の「物語」を読んだ息子が――「父を誇りに思います」と言ってくれたら――それこそが物語を書く真の意味ではないか――と信じます。
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