表現者の肖像 kawakami
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表現者インタビュー

刊行された今のお気持ちはいかがでしょうか。

やっとこの日が、きた。という感じです。製作中に第二子の妊娠がわかったため、校正は辛いつわりの中でおこなったのですが、だからこそ先輩ママとして妊婦さんの気持ちに寄り添い、産後への不安を受け止めつつ、心のケアやアドバイスができる本になったのではないかなぁと思います。

今回出版しようと思ったきっかけはなんだったのでしょうか?

私自身、妊娠中に体重が66キロから84キロまで、増加し、産後は軽い産後うつ、育児ノイローゼになりました。 そうした中、産後ダイエットをしなくてはと思ったのは、子どもが幼稚園の入園式の際、ママが太っていると、心の中で引目を感じるのではないかと思ったからです。
子どもに恥ずかしくないよう、キレイなママでいたいと強く思い、産後ダイエットに取り組みました。その結果、84キロまで太った体重も50キロまで痩せました。

私が思うに、産後ダイエットには、ポイントがあると思うのです。
産後は、慣れない育児の毎日です。
母乳をやりつつなので、母乳のための栄養も取らないといけないのですが、栄養を取りすぎると、逆に乳腺炎になってしまうなどの産後トラブルもあります。
なので、食生活を変えて、母乳は出るけど、乳腺炎にならない食生活にしなければならないのです。

そこにたどり着くまでには、色々と考え、悩みました。
しかし、悩んだからそこ見えてきたものがあったのです。
その産後の体の変化の構図というか、産後ダイエットのためのポイントに気がついてからは、面白いほどに痩せていきました。
しかも、痩せたからと言って、母乳が出なくなってしまうわけではありませんし、貧血気味になるわけでもなく、健康的に痩せていきました。

妊娠、出産、育児と、本当に大変、辛いものです。色々なトラブルがある中で、痩せられた経験を書き留めて、悩んでいるママの参考になればと思っています。

どんな方に読んでほしいですか?

妊娠中の方に読んでいただければと思います。
妊娠中は、まだ時間があります。その時間の中で本を読み、出産や産後、育児についてイメージを膨らませ、ある程度の想定をしていれば、産後、育児がしやすい。育児がしやすいと、精神的余裕があるので、産後ダイエットも進みやすいのです。

幻冬舎ルネッサンス

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