マジックナンバー3

No,020

墨崎 正人

著者No,020 墨崎正人

作品紹介

著者No,020 墨崎正人

マジックナンバー3

墨崎 正人

・キリスト教は3を応用して世界宗教になった?!
・3を応用すれば論理力が強くなる?!
・人はモノを考えるとき、実は「3つ」に分けている?!

私たち人類の生活の端々に「3」のパワーが働いていると発見した著者による、「3」のもたらすパワーの解説書!
3を味方につければ、毎日がパワフルに!

第1章 人間と3の関係について
第2章 キリスト教の教義は3を応用している
第3章 私の考える三位一体説
第4章 日本人と欧米人は考え方が違う
第5章 3を応用すれば論理力が強くなる
第6章 3の効用アレコレ
第7章 3の効用を活かし、軽やかでパワフルな人生を

プロフィール

著者No,020 墨崎正人

墨崎 正人

1941年山口県下関市生まれ。1963年法政大学卒業後、大手自動車部品メーカーに入社。以後二十余社の転職を経て1974年に不動産鑑定士試験に合格。1978年に不動産鑑定士業を開業。また、山口地方裁判所鑑定委員を32年間務め、同民事、家事調停委員を30年間歴任。その他に山口地方裁判所周南調停協会会長、山口県補償研究協会理事長に就任している。 「調停の成立と価格の均衡論」(調停時報2012年3月号)や「正常価格を論考する」(不動産鑑定2009年9月号)他論文多数。

座右の銘

自己の特性を活かし役に立つ

人にはその人だけに備わったもの(特性)があります。背が高い、色が白い等は親からの遺伝子(DNA)の作用です。個性は長年本人が培った性格ですが、特性は神、天から授かった才、特色です。
ところが、特性は当の本人には分かり難い代物で、大部分の人は自己の特性を自覚していません。私は自己の特性に目覚め、特性を手繰り寄せることができた人は、豊かで楽しい人生を送ることができると考えています。

インタビュー

作品が刊行されました。今のお気持ちはいかがでしょうか。

人間と3は浅からぬ関係があり、日本では「三人寄れば文殊の知恵」等の諺、欧米ではキリスト教の三位一体論があるように、3は人の生活に深くかかわり気になる存在です。

しかし、グローバルな時代の今日、私たちは欧米人の考える3の意味を理解していませんが、3を味方にすれば論理力がつき、論争にも強くなります。

「マジックナンバー3」を読んでいただき、新しい視点で3を応用していただければパワフルなあなたの人生をお約束いたします。

今回出版しようと思ったきっかけはなんだったのでしょうか。

人と3の関係は古くからありますが、3は不思議なパワーを持った数字です。しかし、3に対する考えが日本と欧米では違いがあり、欧米人は三位一体思考を骨の髄まで染み込ませており、ひょんなことから日本と欧米の関係を損なう恐れさえ懸念されます。

本書では3に関する日本人と欧米人の考え方の違い、その生い立ちについてアレコレ書いていますが、読まれた方が3を味方にされパワフルな人生を歩んでいただけたらと念じています。

どんな方に読んでほしいですか。

人は安心して人生を送り、この世を楽しく生きたいと願うものです。日本人の得意とする「いま、ここに生きる精神」で、楽しく一生を送ればそれに越したことはありませんが、一方で行き当たりばったりのアクセクした人生観とも映るものです。

安心して豊かに生きるためにはその人にふさわしい羅針盤が必要だと思いますが、あなたの羅針盤の一助になればと思い、本書を執筆させていただきました。

作品紹介

幸福と日本文化のミスマッチ
すべての悩める現代人へ贈る、新しい幸せのセオリー

墨崎正人

日本文化を紐解きながら「幸福」の謎に迫る
日本で「幸福」という言葉が登場したのは明治以降だった?!
「幸福」と「いま、ここに生きる精神
「幸福」=「色と欲」なのか?
「幸福」を考えるうえで欠かせない、「出口戦略思考」とは何を指すのか。
大脳や宗教、文化の違いなど、さまざまな角度から「幸福」とは何かについて真剣に向き合った一冊。

人生を変えた出会い

私が中学の時の絵の先生は「謙虚に対象(花)と向き合えば美の本質が分かり、絵がうまく描けるようになる」とよく話をしていました。絵はともかく、素直で謙虚な人は何事にも上達するもので、さらに謙虚な生き方は人に好意を持たれる生き方になるものです。
話が変わりますが、米大リーグに入団した大谷翔平が投打の二刀流で大活躍をし、私たちを喜ばせています。この儘ではシーズンが終われば10勝、3割もまんざら夢でもないようなムードになっています。
その彼が試合後の談話に「修正」という言葉をよく使っています。彼の言葉は「今日の試合を反省し、次の試合で修正して出直す」ことを意味していますが、修正とは、「謙虚な態度だ」と言えなくもありません。
私には絵の教師の「謙虚」と大谷の言う「修正」の意味が重なって聞こえますが、二つの言葉「謙虚」と「修正」は人が生きる上で大切な言葉だと思います。

未来へのメッセージ

私は若い頃、8年間で20社あまりの会社を離職して苦労した時期を過ごし、最後はセールス以外職がなくなっていました。
そんな時掴んだものが「客の好み、時代に合う商品は売れる」という考えでしたが、30近くなった私は「時代に合う職業、自分に合う職業」以外、生きる道はないという確信に達していました。

当時の日本は田中角栄の日本列島改造論で沸いており、経済は土地本位制を敷いていましたが、土地評価はバラバラの査定になっていました。

私は不動産鑑定士になることを決め、運よく合格し、不動産鑑定業を開業してその後の36年間は順調そのものでしたが、不動産の時代は既に終わっています。

時代は変化し、変化するからこそ時代とも言えます。私の得た「時代に合う職業、自分に合う職業」のフレーズは、働き方で悩んでいる方のお役に立てるメッセージと考えており、執筆を通じて訴えてゆきたいと思っています。