はじめての妊娠・出産・育児と
秘密の産後ダイエット

No,010

川上 美樹

著者No,010 川上美樹

作品紹介

著者No,010 川上美樹

はじめての妊娠・出産・育児と
秘密の産後ダイエット

川上 美樹

妊娠中は、まだ時間があります。 その時間の中で、この本を読み出産や産後、育児のことのイメージを膨らませ、ある程度の想定ができれば、産後、育児もしやすいです。 育児がしやすいと、精神的余裕ができるので、産後ダイエットも進みやすいのです。

プロフィール

著者No,010 川上美樹

川上 美樹

1982年10月29日生まれ。 さそり座のO型。栃木県在住。 2011年2月に結婚。2014年7月、第一子長男出産。 2017年4月、第二子出産予定。 妊娠前66kgあった体重が、出産前日までに84kgに。 産後は84kgから50kgまでダイエット。 マイナス34kgのダイエットに成功。

座右の銘

初めての妊婦さんへ。

初めての赤ちゃん、不安がいっぱいだと思います。流産しないかな、つわりがつらいな、早産しないかな、妊娠中毒症にならないかな、出産痛くないかな、とたくさんの不安があると思います。 少しでもその不安解消できるような本を作りました。
また、妊娠中、出産がゴールではありません。出産が育児のスタートです。 妊娠中から、育児のイメージをし、少しでも産後が楽になるよう、最後まで、妊娠中に読みきっていただければと思います。
また、妊娠中に体重が増えてしまった人へ。私のように食べつわりで、食べていないと辛い人は、仕方ないと思います。 でも、出産したら、3年後の七五三、幼稚園の入園式、入学式と晴れの日は、写真に残りますので、妊娠中に太った分は産後の痩せやすい時期に、痩せてください。 産後ダイエットのポイント、メソッド、まとめましたので、ぜひ、読んでいただければと思います。
大丈夫です、84キロまで太った大雑把O型女子の私も、産後ダイエットで、50キロまで、痩せました。 本を読んでご参考にしていただければと思います。 産後ダイエット、できますよ。

インタビュー

刊行された今のお気持ちはいかがでしょうか。

やっとこの日が、きた。という感じです。製作中に第二子の妊娠がわかったため、校正は辛いつわりの中でおこなったのですが、だからこそ先輩ママとして妊婦さんの気持ちに寄り添い、産後への不安を受け止めつつ、心のケアやアドバイスができる本になったのではないかなぁと思います。

今回出版しようと思ったきっかけはなんだったのでしょうか?

私自身、妊娠中に体重が66キロから84キロまで、増加し、産後は軽い産後うつ、育児ノイローゼになりました。 そうした中、産後ダイエットをしなくてはと思ったのは、子どもが幼稚園の入園式の際、ママが太っていると、心の中で引目を感じるのではないかと思ったからです。
子どもに恥ずかしくないよう、キレイなママでいたいと強く思い、産後ダイエットに取り組みました。その結果、84キロまで太った体重も50キロまで痩せました。
私が思うに、産後ダイエットには、ポイントがあると思うのです。
産後は、慣れない育児の毎日です。
母乳をやりつつなので、母乳のための栄養も取らないといけないのですが、栄養を取りすぎると、逆に乳腺炎になってしまうなどの産後トラブルもあります。
なので、食生活を変えて、母乳は出るけど、乳腺炎にならない食生活にしなければならないのです。
そこにたどり着くまでには、色々と考え、悩みました。
しかし、悩んだからそこ見えてきたものがあったのです。
その産後の体の変化の構図というか、産後ダイエットのためのポイントに気がついてからは、面白いほどに痩せていきました。
しかも、痩せたからと言って、母乳が出なくなってしまうわけではありませんし、貧血気味になるわけでもなく、健康的に痩せていきました。
妊娠、出産、育児と、本当に大変、辛いものです。色々なトラブルがある中で、痩せられた経験を書き留めて、悩んでいるママの参考になればと思っています。

どんな方に読んでほしいですか?

妊娠中の方に読んでいただければと思います。
妊娠中は、まだ時間があります。その時間の中で本を読み、出産や産後、育児についてイメージを膨らませ、ある程度の想定をしていれば、産後、育児がしやすい。育児がしやすいと、精神的余裕があるので、産後ダイエットも進みやすいのです。

座右の一冊

陰影礼讚

著:谷崎潤一郎

陰でさえも取り入れ、そこに美意識を見出だす

ここが魅力

高校生の頃に、国語の教科書にありました。高校時代というのは、かわいいものを好み、どちらかというと、軽い傾向あります。でも、陰翳礼讚に描かれた日本の様式美、陰でさえも取り入れ、そこに美意識を見出だすということに感銘を受けました。高校生のころの自分は京都に修学で行っても、なぜお寺巡りなのか、お茶室やお庭から何を学べというのとかさっぱりわからなかったので、この陰翳礼讚を読んで、やっと府に落ちたことを覚えています。今は主婦となり、家のことを全てに任されてますが、私の中にあるものは、陰翳礼讚です。
陰翳礼讚の著者、谷崎潤一郎氏は、色で言えば、赤や緋色やピンクなど、本当に意味での色々を経験をしているからこそ、陰翳を礼讚できる、陰翳を感じられる人であったんだろうなと思いました。私は、そこまでの経験をしているわけではありませんし、そこまで経験したいとも思ってはおりませんが、でも、日本人としての感性だけは、心の中で、磨いておきたいものです。

人生を変えた出会い

主人と子どもです。
結婚する前、私は、一人の女、娘でした。ですが、結婚したことによって、妻、嫁、母になったのです。
それまでは、わがままな娘でしたが、結婚したことによって、色々な立場で物事を考えるようになりました。
当たり前のことかも知れませんが、母なると強いのです。だから、本も出版することができたのだと思います。