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時代を問わずヒットする!”タイムトリップもの”の魅力とは?

『時をかける少女』などをはじめとして、いつの時代もタイムトリップものは多くの人を惹き付けてきました。
この夏大ヒットしたあの作品も、タイムトリップが重要な役割を果たしていましたよね。

 今回は、時代の流れによらず人々を魅了し続ける「タイムトリップ小説」をご紹介します。

 

『時生』東野圭吾(2002年)

 

 未来の息子が、時を越えて会いに来る。
うだつのあがらない、どうしようもない若者だった主人公・拓実は、ある日花やしきで不思議な青年「トキオ」と出会います。

拓実はトキオに突き動かされるように、行方の分からなくなった恋人を探し、運命を切り開いていくのですが…。

拓実の最後のセリフが泣けます。

 

『時をかける少女』筒井康隆(1967年)

 

 言わずと知れたタイムトリップの名作。
理科室でラベンダーの香りを嗅いだ中学3年生の和子はその日から、不思議な体験をします。どうやら、時を超える能力を身に付けたようで…。

何度も映像化され、その時代ごとにリメイクされているものの、ストーリー自体の新鮮さが失われないのが不思議な物語。SF青春物語の元祖です。

 

『夏への扉』ロバート・A・ハインライン(1956年)

 

”SF=地球の生存を賭けた壮大な戦いの物語”だと思っている人に読んでほしい一冊です。

自分の発明を横取りされ、途方にくれていた主人公は、猫とともに「冷凍睡眠保険」に入ることを選びます。
前に進むために未来に向かう主人公の、切なくてさわやかな物語。
60年前に発表されたとは思えないほど、色あせない魅力的なストーリーです。

 

以上、3作品をご紹介しました。

魅力的で愛され続けるタイムトリップ作品は、本格的なSFでありながら、どこか切なさやさわやかさを兼ね備えています。

それは、絶対に出会えるはずのなかった未来と現代を生きる者同士の、出会いと別れを描いているからかもしれません。

 
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