第一回幻冬舎ルネッサンス新人賞

大賞作品
電子書籍化

大賞

『旅路 無明の眠り』荒木麻紀:著

【大賞作品 幻冬舎ルネッサンスより電子書籍化】

『旅路 無明の眠り』(荒木麻紀・著)
発売:2019/1/31

息子を交通事故で亡くした女性・由里。悲しみに暮れる彼女のもとに、深夜0時に電話が鳴る。「お母さん」と尋ねる声は少女・沙羅のものであった。
もう帰らぬ息子を想う母親と、母親と生き別れた少女の不思議な出会い。息子と同じく交通事故で夫を失う悲劇をきっかけに、由里は沙羅とともに「夢にみた」賽の河原を探す旅へ出る。 
賽の河原で息子が石を積み続けなければならない理由とは。血のつながりがない人と人との間には、肉親に対するような情愛が生まれるのか。
愛する者と別れ、独りで生きなければならない人々が、苦しみながらも前向きに歩み始める姿を綴った一冊。

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