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『考えない論 悩まなければ答えが見つかる!』杉原白秋:著

【大賞作品 幻冬舎ルネッサンスより電子書籍化】

『考えない論 悩まなければ答えが見つかる!』
(杉原白秋・著)


■あらすじ
「よく考えろ」とは言われても「よく考えるな」と言われることはなかなかない。
しかし、「よく考えない」ことで、案外うまくいくことも多いのだ。
知らず知らずのうちに獲得している「考えるクセ」。これを手放せば、世界はもっと生きやすくなる。
そんな「考えない論」を、脳科学の分野から、武道の心得、仏教の教えまで、幅広い視点で語るエッセイ作品である。

大賞作品『考えない論 悩まなければ答えが見つかる!』
編集者講評

かつて映画の中でブルース・リーがこんな言葉を口にしました。
「Don't think. Feel.(考えるな、感じろ)」。誰もが知る名台詞ですね。

本書は「考えない」ことが生むメリットを、様々な角度から教えてくれる作品です。
飄々とした語り口で、時には冗談を飛ばしながら語られる言葉は、まるで親しい友人と話しているように、読者の心に入り込みます。老若男女問わず、楽しく読める作品でしょう。
宮本武蔵の「五輪書」から植木等の「無責任男」まで、扱う題材も多種多様。それでも本書のテーマはまったくブレない。見事な構成力です。

スーザン・ソンタグは「反解釈」にて、芸術における「考えない」を論じましたが、本書はもっと身近な、人が生きていくうえで「考えない」ことがいかに有益かを語っています。

本書を読めば、きっと人生が過ごしやすくなるかも。そう思わせる作品です。

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