出版豆知識

売れる本にするために重要なのは、「タイトル」と「オリジナリティ」

書店で平積みされているベストセラーと書店の隅の本棚で埃をかぶっている本の違いがどこにあるかご存知ですか?
一冊でも多くの人に著書を手にとってもらいたい作家であれば、気になる話題であると思います。
一冊の本がベストセラーに成長する背景には、さまざまな要因があると考えられます。その中でも、弊社ではその要因を「編集力」であると考えています。「編集力」とはすなわち、本を作る技術のことです。
出版実績のない、無名の作家を自費出版からベストセラー作家に育て上げた数々のノウハウから、「売れる本」に必要な本作りのポイントをご紹介します。

1.「危機感」「欲望」を駆り立てるタイトルをつける

書店で書籍を選ぶ際、何を基準にしていますか?
表紙のデザイン、価格、ボリューム……基準は人によって異なると思いますが、手に取る前に必ず見るのがタイトルです。
そのため、どんなに内容が良くてもタイトルが魅力的でなければなりません。
ですから、編集者は著者様と短いタイトルを決めるために、多くの時間を費やします。
本項では実際にタイトルを決める際、著者様にお伝えしている2つのポイントをご紹介します。

読み手の欲求を満たすタイトル

読み手は最終的に「自分の欲求を満たすことができそうだ」と思った本を購入します。そのため、ひと目見ただけで内容を想像できるタイトルをつけることは非常に重要です。

手に取った人の好奇心をかきたてるタイトル

「わかりやすいタイトル」をつけることが重要ではありますが、一方タイトルを読んだだけでは内容がわからない「手に取った人の好奇心をかきたてる“謎”」タイトルが含まれていると、書店にいるお客さんに注目されやすいという効果があります。
その“謎”について、幻冬舎から出版されている山田悠介氏の作品『リアル鬼ごっこ』という小説を例に解説いたします。
“鬼ごっこ”という一見ほんわかした題材の中に、“リアル”という言葉が冠に入っています。「“リアル”って一体何のことだろう?」と手に取り、あらすじを見てみると、“皆殺し”という怖い言葉が混ぜ込まれており、決してほんわかしていないことに気づくと思います。
その中身をもっと知りたいという欲求を満たすために『リアル鬼ごっこ』をレジに持って行ってしまう方も少なくないのではないでしょうか?
このように謎は好奇心を呼び起こします。読者の好奇心を煽れば、その作品を手にとってもらう可能性が高くなります。

2.オリジナリティに富んだ内容

自費出版だからこそ生み出せるオリジナリティ

商業出版はあらゆる費用を出版社が負担するため、著者の負担はほとんどありません。しかし、商業出版の場合は作品に出版社の意向が含まれやすいため、作品本来の世界観やオリジナリティを100%発揮できない場合があります。
一方、自費出版は著者が出版費用を負担するため、著者の意向が強くなる傾向にあります。そのため、作品本来の世界観やオリジナリティを100%発揮することができます。その強みを活かして無名の著者が自費出版を通してベストセラー作家になった例もあります。

ターゲットを意識したオリジナリティは、支持を得る

本に“万人受け”というのはありません。どんな本であっても、売れる核となるターゲットがあるものです。特定の読者層を狙った本はロングセラーとなり、さらに周辺の層にまで拡大していく本はベストセラーと育っていきます。「届けたいターゲット」に向けたオリジナリティあふれるテーマや文言は、読者層を拡大していきます。

まとめ

今回ご紹介した「タイトル」「オリジナリティ」以外にも売れる本の共通点として、執筆の際に意識すべき構成があります。それは、小説・エッセイ・新書・絵本などのジャンルによって異なります。
構成については、出版豆知識にそれぞれ項目がありますので、ぜひご参照ください。

幻冬舎ルネッサンス新社では、本を作る楽しみを自費出版という形でお手伝いしております。
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