自費出版について

2015年12月の自費出版ニュースまとめ(1)

2015年もいよいよ大詰め。今年刊行される書籍も残り僅かとなりました。

さて、12月はどんな著者が、どのような作品を自費出版したのでしょうか?

自費出版にまつわるニュースをまとめました。

日本乳癌(がん)学会名誉会長が乳がん対策本を自費出版

日本乳がんの専門医であり、日本乳癌(がん)学会名誉会長の小林俊三さんが、乳がん対策本として『乳がんの処方箋 後悔しないためのリスクと対策』を出版しました。

小林さんは一昨年に末期の胃がんを患いながらも、乳がんと高齢出産についての関連性やリスクと対策などについて執筆を続け、無事出版を果たし書店に本が並んだその日に亡くなりました。
(出典:中日新聞『乳がん防げ 最期の願い 名古屋の専門医 「少子化対策で減る」』

私立保育園の園長が、自然派保育をテーマにした本を自費出版

京都で自然派保育に取り組み創立20年を迎えた「てんとうむし幼児園」の園長林恵子さんが、『てんとうむし幼児園で育む 子どもの生きる力』を自費出版しました。

てんとうむし幼児園は当初、他の保育園に通うも明るい様子がみられない息子のために自宅の一室を改装。子どもが笑って過ごせる保育園を作りたいという純粋な目的で始めたそうです。

他の幼児園には見られない、森での遊びなどを始めとした自然派保育の様子やそれを実践する理由など、保護者や教育関係者にとって新しい気付きが得られる1冊になっています。
(出典:朝日新聞『京都)京田辺の自然派保育園長が本を出版』

自費出版を経て執筆依頼が。マンホールマニア向けの本を出版

>元東京都下水道局職員でマンホール愛好家の石井英俊さんが、『マンホール 意匠があらわす日本の文化と歴史』を出版しました。三重県「おかげまいり」のマンホールの凝ったデザインに夢中になり、以降は全国各地を回って約4500枚の写真を撮りためたそうです。

2012年に1度マンホールに関する本を自費出版したものの、書店からは「売れない」言われ話題化には至りませんでしたが、3年を経てマンホールマニアが増えたことから、石井さんにマンホール本の執筆依頼がきたようです。
(出典:読売新聞『マンホール本 相次ぎ刊行…凝ったデザイン、奥深く』

写真展の開催と同時に、写真集の自費出版も

渡良瀬遊水地の風景写真を撮影している写真作家の中田友一さんが、来年2月まで写真展「渡良瀬光彩」を銀座の富士フォトサロンで開催。それと同時に写真集を自費出版したそうです。

中田さんは過去に雑誌「月間フォトコンテスト」を始めとした多数のコンテストで受賞した実績もあり、自費出版する写真集と展示会への期待も高まっているようです。
(出典:東京新聞『2000年1月 渡良瀬有情』

教師退職後に自力で原稿の書き方を学び、歳時記を自費出版

栃木県北部の農家に暮らし、小中学校で35年間社会科の教師を務めて退職した鈴木幸市さんが、農家暮らしや地域の絆について描いた『「ひぐらしの歌ごえ~昭和前期・矢板地方の歳時記物語』を自費出版しました。

自力で歳時記の執筆について学び、年配者へのインタビューなどを重ねた末に出版されており、自費出版への強い意欲が伺えます。
(出典:東京新聞『農業の生活を伝える歳時記 鈴木さん自費出版』

出版費用を分担し、いじめ問題を訴える手記集を自費出版

いじめ被害者の母である篠原真紀さんが、全国で発生した12件のいじめ被害にあった家族と自費出版した手記集を市長に贈呈されました。いじめ被害家族が集まる集会で手記集をまとめる構想が挙がり、家族間で自費出版費用を分担することで実現に至りました。

手記集は地元のNPO法人からも注目されており、「重みがある」内容と評価されているようです。
(出典:東京新聞『いじめ問わずにいられぬ 21被害家族の手記集 川崎市長に贈呈』

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