第1回自分史コンテスト

大賞作品
電子書籍化

大賞

『旅路』荒木麻紀:著

【大賞作品 幻冬舎より電子書籍化】

『旅路』
(荒木麻紀・著)


■あらすじ
わが子を失った母親、由里。母親と生き別れた少女、沙羅。大切な人に置いていかれた2人が出会い、不思議な縁を深めていく物語だ。
二人が出会ってほどなく、由里の夫が交通事故で亡くなるという事件が起こる。突然の悲劇に打ちひしがれる由里。
その後、彼女達は由里が「夢に視た」場所、賽の河原へと赴くことを決める。
大切な人を失った二人が、この旅路の果てに見つけた答えとは。 世界に取り残された人間が、前を向いて生きていけるようになるまでの過程を描いた、物語。

近藤 勝重 先生 大賞作品『旅路』
編集者講評

繊細な心理描写と静謐な文章が心を打つ作品です。
構成も巧みで、冒頭からしっかりと読者を引き込むことに成功しています。
日がな一日「骨」を眺め続ける妻。知らない番号から掛かってきた「母ですか?」という電話。こうした奇妙な状況で読者の興味を引きつつも、中盤までは静かで情緒的な展開が丁寧に綴られていきます。そして丁度物語の半ばを過ぎたあたりで、夫の死という衝撃的な展開で後半の物語へと突入していきます。
作劇のお手本のような、非常に完成度の高い作品と言えるでしょう。

愛する者を失った悲しみを描くことで、愛ゆえの苦しみと、それを乗り越えて生きていくことの尊さを描いた傑作です。

幻冬舎ルネッサンス新社編集部マネージャー
芝﨑 拓

審査員

矢口 矢口 仁(やぐち じん) 株式会社幻冬舎ルネッサンス新社会長 兼 株式会社幻冬舎メディアコンサルティング副社長。創業時より、文芸書・ビジネス書・実用書など幅広いジャンルの編集に従事。初めての個人出版から、株式会社リクルート、株式会社バンダイ、セコム株式会社といった大手企業の法人出版まで、豊富なプロデュース実績を持つ。手がけた書籍は1,800冊を超える。
山名 山名 克弥(やまな かつや) 株式会社幻冬舎ルネッサンス新社 代表取締役社長。「プロの読者目線」を信念に、1か月に5~10冊の書籍刊行に携わる。かつては企画営業部に在籍した経験から、書店への流通・販売戦略の立案や、プロモーション戦略面についても熟知し、制作面に拘わらずそれぞれの著者に最適な出版戦略の企画立案を得意とする。趣味は食べ歩き。
山名芝﨑 拓(しばさき たく) 幻冬舎ルネッサンス新社編集部マネージャー。
書籍の流通・販売やプロモーション戦略を熟知。「どこまでも著者に寄り添う」をモットーに、著者の相談窓口も担当。

PAGE TOP ▲