コラム

知られざる自分史の魅力を徹底解剖

大晦日に一年を振り返るように、これまでの人生を振り返ってみたことはありますか?

数十年間生きてきて経験した出来事や思いは、あなただけの特別なもの。自分の心に留めておくだけではなく、一冊の本として残すことができたらどんなに素敵でしょう。

本コラムでは、あなたが辿った人生を綴る「自分史」の魅力について隅々まで解説します。自分の人生を振り返り、本としてこの世に残す素晴らしさをぜひ知ってみてください。

①自分の生きた証を残すことができる

これまでの人生で得た経験や知識、思考、知恵は、形に残しておかない限り、命の終わりとともに消えてなくなってしまいます。

自分がどこで生まれ育ち、何を考え、どのように生きてきたのか。

自分がこの世に存在した証を残せることが、自分史の最大の魅力だと言えます。

②自分を客観視し、新たな気付きに出会える

自分史の作成は、生まれてから現在までの人生を自ら振り返る作業でもあります。

人生を振り返り自分を客観視することで、思考・行動の癖や大事にしている価値観、当時は分からなかった物事の意味に気付くことができるでしょう。

③家族との絆を深めることができる

たとえ家族であっても、お互いが何を感じ、どのように生きてきたかを全て知っているとは限りません。

自分史の作成は、配偶者や両親、子どもにあなたの生き方を知ってもらうきっかけになります。

作成時にも家族との会話が増え、お互いに思い出を一つ一つ辿りながら綴ることができるため、家族との絆がより一層深まるはずです。

④自分の子孫に人生の学びを受け継ぐことができる

これまでの人生で学んだことを、子ども・孫・ひ孫へと代々受け継ぐことができるのも、自分史ならではの魅力。

自分の口で直接伝えられない経験や思いも、自分史として文字に残しておけば、まだ見ぬ子孫にまで伝えることができるのです。

⑤自分の生きがいを再発見できる

駆け抜けるように過ぎていく人生の中で、自分の生きがいを忘れてしまった人もいるのではないでしょうか。

昔好きだったことや得意だったこと。
時間を忘れ、夢中になって取り組んだこと。

自分史の作成は、忙しい日々に埋もれてしまった生きがいを再発見する絶好のチャンスです。

⑥自分を認め、自信を持つことができる

皆さんの中には、「自分は何もやり遂げていない」「後世に残せるものは何もない」と、自分の人生に自信を持てない人もいるかもしれません。

しかし、記憶に残っていないだけで、実際にはこの数十年間でさまざまな経験をしてきたはずです。

いかに多くの経験をしたかを見つめ直すことで、頑張って生きてきた自分を認め、人生に自信を持てるようになるでしょう。

⑦辛い経験や記憶を昇華できる

心の奥にしまい込んだ辛い経験や記憶を思い出して文字にすることは、一種のデトックスだとも言えます。

人に悩みを聞いてもらうだけで気持ちが楽になった経験はありませんか?

自分史の作成も同じです。

若かりし頃の辛い経験を誰にも打ち明けられないままミドル世代・シニア世代を迎えた人もいるのではないでしょうか。

当時から心の奥に閉じ込めていた悔しさや悲しさ、妬み、怒りを言葉にしてみると、「思っていたよりも小さな問題だった」と気付いたり、「もうこれで終わりにしよう」と相手を許せたりと、心が軽くなるかもしれません。

いつまでも負の感情を心に留めておくのは、誰にとっても苦しいもの。

「自分史」として過去の辛い経験や記憶を書き記すことは、心に引っ掛かった暗い過去を吐き出し、昇華させる作業でもあるのです。

⑧これからの人生を考えるきっかけになる

自分史は、過去から現在までを振り返るためのものだと考えている人もいるかもしれませんが、実は未来を考えるきっかけにもなります。

これまで自分がどう生きてきたかをじっくりと見つめ直すと、これからの人生をどう生きたいかが見えてくるはずです。

まずは過去を振り返ってみてください。

仕事や育児に忙しく、自分の時間を持つことができなかった。
勇気が出ず、やりたいことに一歩踏み出せなかった。
好きなことに全力を注ぎ、思い残すことは何もないと満足できている。……

歩んできた過去を踏まえ、これからはどんな風に生きたいですか?

周りに尽くした分、自分の時間をたっぷりと持ちたい。
何十年先に後悔しないために、興味が湧いたら何でもチャレンジしたい。
やりたいことは全てやり尽したから、人のために生きていきたい。……

過去も未来も、人の数だけ生き方があります。

人生100年時代と言われる現代。

半世紀を生き抜いた今、残りの半世紀をどんな人生にしたいか、自分史をきっかけに考えてみるのもよいでしょう。

⑨自己アピールが上手になる

自分史は、出来事をただ年表に書き表すだけではありません。どんなエピソードを選べば読み手の印象に残るかを吟味しながら、人生を一つのストーリーとして仕上げていきます。

例えば、自分の長所が最もよく表れている出来事は何でしょうか。

また、他人の知らないあなたの良さが表れている出来事は何でしょう。

自分だけが知っているあなたの良さを取り上げることで、読み手は「こんな一面もあったんだ」と、よりあなたに興味を持ってくれるはずです。

自分史の作成では、どのエピソードなら自分らしさを伝えられるか、どうすればより自分の考えを表現できるかを考えながらまとめていくため、自己アピールのスキルも習得できます。

⑩脳の活性化につながる

若い頃に使っていた仕事道具、好きだった音楽や映画、幼い頃の写真などを見ながら昔を振り返ることは「回想法」と呼ばれ、認知症予防の取り組みとしても注目されています。

自分の人生を一冊の本にまとめるには、何十年も昔の記憶を遡ることが必要です。

自分史の作成のように古い記憶を掘り起こして文章にまとめる作業は、脳の活性化にもつながるのです。

⑪自分史を作る過程を楽しめる

自分史の作成は、昔を思い出す楽しみや、当時の時代背景を調べる楽しみ、新たな自分を発見する楽しみなど、多くの楽しみに溢れています。

ふいに思い出した昔の友人と連絡を取ってみたり、昔よく通ったお店に足を運んでみたりと、作成する過程そのものを楽しめるのも自分史の醍醐味でしょう。

■まとめ

本コラムでは、自分史の魅力についてたっぷりと解説しました。

自分史とは単なる人生の記録ではありません。今回解説したように、家族との絆を深めたり、これからの人生を考えたり、自分を認めて自信を持ったりとさまざまな魅力があります。

今までの人生を振り返り、あなただからこそ経験できたさまざまな出来事やその時々の思いを、自分史という形で残してみてはいかがでしょうか。

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