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書き手にも大切な編集の視点

「編集の視点」というのは、編集者にだけ必要なものなのではなく、作品の親である書き手も持つべき大切な視点です。
「編集の視点」というのは、簡単に言うと「第三者的目線」です。
作者に寄り添うことはもちろんですが、多くの読者に読んでもらうためにいかに魅せ方を工夫するかが、編集者としての腕の見せ所なので、「客観的な視点」を常に持っていることが非常に大切です。

作品を多くの人に読んでもらいたいという気持ちは、書き手であっても、編集者であっても、同じく持っているでしょう。
実際に作品を誰かに読んでもらう時、または世に出す時には、改めて原稿を見直す作業をほとんどの人が行うかと思いますが、この作業時に、書き手も「編集目線」を持つことが重要なのです。
つまり、読まれることを意識するということです。

作品を執筆していると、自分で作り出した文章の世界に入り込み、「書くこと」に集中し、「読まれること」をついつい忘れてしまうことが少なくありません。
執筆中は世界に入り込むことはとても大事ですが、ある程度出来上がった時に、「この原稿を初めて読む人の目にはどのように映るのか」と作品を客観的に見てみましょう。

 

【「編集の目線」を養うには】

 

「編集の目線」が大切といってもただ客観的に見てみるというのは、自分の作品ですからなかなか難しいものがあるでしょう。

「編集の目線」を持つために以下のポイントを意識してみましょう。
・言葉の重複
・文章のリズム感
・一文が長すぎないか
・物語の背景、登場人物のバックグラウンドは読者にきちんと伝わるか
・相場観を持つこと=流行を読み取ること
・読者が自分の作品のどこに興味を惹かれるかと想像する力

このようなことを意識してみてください。
自分の文章のどこを直したらよいのかなどが、少しずつ見えてくるでしょう。

そして、編集の目線を養うためには何よりも、多くの文章に目を触れさせることです。
他の人が書いた文章を、上記のポイントを意識しながら読んでみることで、良い文章、悪い文章、良い作品、悪い作品というのが見えてきます。

書き手の皆さんも「編集の目線」を鍛えて、納得のいく作品を作ってくださいね!

 
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