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事実は小説よりも奇なり ~ノンフィクションを書きたいあなたへ~

「これは面白いからみんなに話そう」と思うことありませんか?会話でもよくあるパターンだと思います。「ノンフィクション」もそのパターンの延長戦上にあるいっても過言ではありません。個人の価値観を変える、社会の有り様を考えさせるような「事実」「真相」を伝えたいという気持ちと同じだと思います。多くのノンフィクションを書く動機もそんな気持ちからくるものかもしれません。

しかし、一つの作品にしようと筆をとるも、なかなか進まず結局放り出す結果に終わってしまうことも多いはず。それを防ぐための準備をしていきましょう。

 

1、 最初にすべきは徹底的な調査

 

ネット、新聞、映像、書籍、インタビューなど方法は様々ですが、とにかく調べることが重要です。特にインタビューは生の声のため、まだ外部に漏れていない情報、最新の情報が得られる可能性があります。

また、信頼できる情報かどうかを確かめる必要性もあります。その点で言えば、過去の情報を得るときは新聞や書籍が有利です。情報の出所がどこか明確であることが、そのまま読者が「ノンフィクション」と納得できる十分な理由となるからです。

 

2、 テーマの選定

 

自分の中で書きたいテーマがあると思います。もちろん世間で注目されているテーマ、普遍的で書き尽くされたテーマ、あるいは個人的なテーマでも構いません。重要なのはそのテーマの「見せ方」です。「組み合わせ方」といってもいいでしょう。
また、ノンフィクションライター野村進が著した「調べる技術・書く技術」(講談社2008/4/18)では以下の5点も重視すべきと書いています。

(1)時代を貫く普遍性を持っているか
(2)未来への方向性を指し示せるか。
(3)人間への欲望が色濃く現れているか。
(4)テレビなどの映像メディアでは表現できないか、もしくは表現不可能に近いか。
(5)そのテーマを聞いた第三者が身を乗り出してきたか。

これらを取り入れてみるのもいいでしょう。

 

3、 文章のルール、基礎を抑える

 

どんなに面白い事実、テーマであっても構成や論理、「てにをは」が整っていなければ読者からは敬遠され、途中までしか読まれません。章立て、論理構造を考え、客観的に読みやすいかどうかを確認しましょう。

また、出だしの「引き」も重要です。キャッチーな入り方を意識して書いてみましょう。第三者の目を通して確認するとよりクオリティがあがるので、途中までしか書いていない文章でも読んでもらって確認していきましょう。

 

4、「事実」のみで打ち出す

 

文書の中で「事実」の使い方を意識しましょう。ただ論理的に、時系列的に並べ筋を通すだけと考えず、「事実」がすべてを物語っているようなインパクトを与えられているかどうかを意識してください。ただし当然ではありますが、事実を歪曲してはいけません。文章力、表現力で引き込み、あなたが伝えたい「真実」「歴史」を打ち出していきましょう。

 
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