コラム

原稿制作の3ステップにみる書籍出版の流れ**

 

ニュースで話題となったばかりの出来事をテーマにした書籍がすぐに書店に並び、その早さに驚くことがあります。
しかしながら、こういった新聞や雑誌のようなスピード感で話題に合わせて制作・刊行される書籍は少なく、ほとんどが時間をかけて一冊の本に仕上げられていきます。

今回は、自費出版する際にどのような工程を経てどのような流れで書籍ができあがるのか、本文(原稿)に注目してそのスケジュールをご紹介します。

 

書籍出版の流れ①書籍の軸・ターゲット・仕様を決める

 

まずは、その書籍のターゲットや伝えたいことが何かを考えます。
これらがしっかりと定まっているほど、内容にもブレがなくなり読者も読みやすくなります。

次に書籍の仕様を決めます。
何かしらの情報を求めているサラリーマン向けであれば新書、持ち運びを想定した書籍であれば並製(ソフトカバー)というように、対象読者や内容によって異なるため、きちんとした軸を定め、それに適した仕様にすることが重要です。

 

書籍出版の流れ②編集・校正・組版

 

仕様が決まったら、編集・校正・組版へと進みます。
自費出版書籍の制作における編集は、あくまでも「ご提案」です。
「この部分をもう少し詳しく書いたほうがわかりやすい」「この話題は今ある位置よりも、次の章の内容に合っているのではないか」といったもので、原稿に反映させるか否かは著者自身の判断となります。

校正では誤字脱字、情報の裏づけのチェック等を行ないます。
編集・校正と同時進行で、Wordデータや手書きの原稿を実際の書籍の形に配置する作業が組版です。女性向けであれば挿し絵や飾りを入れる、年配の方向けであれば文字を大きくするなど、数ある類書の中からいかにして読者に手にとってもらうか工夫を凝らします。

 

書籍出版の流れ③印刷

 

書籍の中身が完成したら、いよいよ印刷です。しかし、ただ印刷して完成ではありません。印刷所へ原稿データを入稿すると「白焼き」というものが届きます。これは簡単に言えば、一冊にまとめられる前の小冊子の束です。ここで最終的な誤字脱字の確認をします。確認ができたら校了となり、印刷・製本されて書籍の形になります。

 

編集・校正・組版については何度か繰り返し行なうため、ここまでの一連の流れで、およそ半年~1年ほどかかります。もう少し短い期間を想定している方も多かったのではないでしょうか。一冊一冊、時間をかけて作り上げられた書籍。ときにはその重みを感じてみてください。

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