コラム

絵本の売れ行きは10年プラン!? 絵本にロングセラーが多い理由

 

子どもの頃に読んだ絵本というのは、不思議と記憶の中に残っているものです。

書店に行った際、何気なく絵本売り場へ足を運ぶと「この絵本、昔読んだなぁ」といった懐かしさや、「まだ普通に書店に並んでいるのか」といった驚きがあるのではないでしょうか。

数十年も前に刊行された書籍が今も変わらず店頭に並べられているのは絵本ならではの特徴であるといえます。

 

絵本は10年先でも売れつづける

 

絵本にはロングセラーが多いといわれています。
いくつか例を見てみましょう。

『いないいないばぁ』1967年発売
『ぐりとぐら』1967年発売
『はらぺこあおむし』1976年発売
『三びきのやぎとがらがらどん』1965年発売
…など。

 

上記はロングセラーといわれている絵本のほんの一部ですが、見てわかるように約40~50年前に刊行されたものばかりです。
絵本は「児童向け」という、ターゲット層が明確であり読者層が限られてしまうジャンルです。
一方で、常に一定の需要が見込めるジャンルでもあります。

つまり、短期間での爆発的なヒットだけでなく、何年もかけてじわりじわりと売れていくのが自然なスタイルなのです。

 

絵本にロングセラーが多い理由

 

対象年齢が低いということは、それだけ読者に与える影響が大きいといえます。
そのため親は、数ある絵本の中から「何を読ませたらよいか」を考える際、すでに内容を知っていて自分が子どもの頃に読んで「面白かったな」などと記憶に残っているものを選ぶことで安心感を求める傾向にあります。

もちろん、新たに刊行された絵本でも、『おやすみロジャー』『りゆうがあります』『りんごかもしれない』のように内容の良さや話題性などからロングセラーに繋がっていく可能性は十分に考えられます。

 

今も昔も変わらない絵本コーナー、たまには足を運んで童心に返ってみてはいかがでしょうか。

 

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