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テーマ選びに悩む方必見!
2015年間ベストセラーランキング発表/自費出版講座

 

人気芸人の又吉直樹さんの小説『火花』が最大のインパクトとなった2015年の出版界。映像化が決まる作品等による華やかな話題以外に、ネットと書店の流通制度問題や雑誌の落ち込みなど、私たちのライフスタイルの変化に合わせて変革が求められる出版業界の様子がよりリアルに感じられる1年だったのではないでしょうか。

今回のコラムでは、そんな2015年のベストセラーランキングから、今最も売れる書籍の傾向と、その背景となる読者心理を探ってみたいと思います。
あなたの2015年お気に入りの一冊はランキング入りしていますか?

「2015年 年間ベストセラー」※日販、トーハン発表

  1. 火花 又吉直樹著(文芸春秋)
  2. フランス人は10着しか服を持たない ジェニファー・L・スコット著(大和書房)
  3. 家族という病 下重暁子著(幻冬舎)
  4. 聞くだけで自律神経が整うCDブック 小林弘幸著(アスコム)
  5. 一〇三歳になってわかったこと 篠田桃紅著(幻冬舎)
  6. 置かれた場所で咲きなさい 渡辺和子著(幻冬舎)
  7. 新・人間革命 第27巻 池田大作著(聖教新聞社)
  8. 智慧の法 大川隆法著(幸福の科学出版)
  9. 人間の分際 曽野綾子著(幻冬舎)
  10. 感情的にならない本 和田秀樹著(新講社)

 

共感型女性シニア著者が活躍

 

1位はやはり『火花』。芥川賞発表後約20日で145万部の増刷が決定し、累計245万部に至りました。電子書籍も13万ダウンロードを超え、徐々に電子書籍が浸透していることを実感させる結果となりました。

昨年はこの『火花』の話題があまりに大きかったため、2位以下のベストセラー作品の印象が例年よりも弱くなりがちですが、近年表れていた傾向がよりはっきりとした年でした。

それが、「女性シニア著者の活躍」です。
75歳を超えた女性の著書が、総合ランキング10位以内になんと4冊も入っているのです。

元NHKアナウンサーの下重暁子さん(79)が、「家族の期待は最悪のプレッシャー」「夫婦でも理解し合えることはない」などと説く『家族という病』(幻冬舎新書)は、55万5,000部に達しました。
『一〇三歳になってわかったこと』(幻冬舎、50万部)の篠田桃紅さんは102歳。ロングセラー『置かれた場所で咲きなさい』(同)のノートルダム清心学園理事長、渡辺和子さんは88歳。歯切れがいい『人間の分際』(幻冬舎新書)の作家、曽野綾子さんは84歳です。

これらの書籍購入層は、中高年が際立っており、超高齢化社会に向かう日本がここにも表れていますが、さすがにベストセラーとなる書籍は20代含む幅広い世代に受け入れられています。

各タイトルには複雑な人間関係、様々なプレッシャーのもと生きる私たちを解放してくれるようなメッセージ性のあるタイトルが目立ちます。
女性シニア層しか持ちえない豊富な経験から生まれるメッセージに多くの共感が広がっている様子を見てとることができます。

7万点を超える新刊が毎年刊行されるなか、「売れる」書籍を生み出すのは簡単ではありませんが、みなさんが「書きたいメッセージ」と、「今、世代を超えて求められているメッセージ」が重なる可能性は十分あります。
私たちの不安を払しょくしてくれる、勇気をくれるメッセージというのは、今も昔も変わらないのかもしれません。

 

<参考>2015年総合ランキングTOP20
(14年11月27日から15年11月26日まで、日販調べ)

  1. 火花 又吉直樹著(文芸春秋)
  2. フランス人は10着しか服を持たない ジェニファー・L・スコット著(大和書房)
  3. 家族という病 下重暁子著(幻冬舎)
  4. 聞くだけで自律神経が整うCDブック 小林弘幸著(アスコム)
  5. 一〇三歳になってわかったこと 篠田桃紅著(幻冬舎)
  6. 置かれた場所で咲きなさい 渡辺和子著(幻冬舎)
  7. 新・人間革命 第27巻 池田大作著(聖教新聞社)
  8. 智慧の法 大川隆法著(幸福の科学出版)
  9. 人間の分際 曽野綾子著(幻冬舎)
  10. 感情的にならない本 和田秀樹著(新講社)
  11. 学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話 坪田信貴著(KADOKAWA)
  12. 鹿の王(上・下) 上橋菜穂子著(KADOKAWA)
  13. 下町ロケット 2 池井戸潤著(小学館)
  14. 新・戦争論 池上彰、佐藤優著(文芸春秋)
  15. 嫌われる勇気 岸見一郎、古賀史健著(ダイヤモンド社)
  16. お金が貯まるのは、どっち!? 菅井敏之著(アスコム)
  17. ラプラスの魔女 東野圭吾著(KADOKAWA)
  18. だるまさんが かがくいひろし著(ブロンズ新社)
  19. 身近な人が亡くなった後の手続のすべて 児島明日美、福田真弓、酒井明日子著(自由国民社)
  20. 平常心のコツ 植西聰著(自由国民社)
 
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