コラム

手書きとパソコン、原稿作成はどっちですべき?/自費出版講座

自費出版で小説等の原稿執筆をする際、手書きとパソコン(以下PC)のどちらで作成しますか?

出版社との原稿データのやりとりや、内容の加筆修正が容易であることから、最近では多くの作家がPCでの原稿作成を選択していますが、機械の扱いが苦手な方や、手書き原稿にこだわる方もいます。

そこで今回は、それぞれの魅力と原稿作成時に注意しておきたい事をまとめました。どちらの方法で執筆をするか迷っているのであれば、原稿に取り掛かる前に一度チェックしてみてください。

 

手書きの自費出版原稿の魅力

 

手書き原稿は先述したとおり、機械操作が苦手な方や、PCのスペックが悪いなど作成環境が整っていない方に適しています。PCの調子が悪く作成中にフリーズしてしまったり、データが消えてしまうような事があってはなりません。原稿作成の進度に大きな支障をきたすようであれば、思い切って手書き原稿に踏み切りましょう。

また、原稿のジャンルによっては手書きの方が向いている場合もあります。例えば、文章量の少ない詩やエッセイ、川柳など。

著者の感性が原稿に現れるこれらのジャンルは、PCの前で考えているだけでは思い浮かばないもの。ふとしたときに手元の紙に記録したり、外出先でとっさにメモを取ることもあるでしょうから、それらを考えると手書きのほうが向いています。

文章量が少ないため、後々PCで入力し直すことも容易です。手書きのイラストを多用するといった場合も、絵の側にコメントが書き込まれていたほうが分かりやすいですね。

 

紙の原稿は、細心の注意を払って扱おう!

 

手書き原稿作成時の注意としては、短編・長編小説といった文章量の多い原稿を用意するとなると、その扱いが難しくなることです。書き上げた原稿自体が場所をとりますし、紛失・盗難、汚れて文章が読めなくなってしまう可能性もあります。

また、出版社と原稿のやりとりをする際、基本的には生原稿は使用しません。コピーを使用します。その際、手書きだと膨大な量の原稿を印刷しなければならず、送料もかかるため非常に不便に感じられます。

手書き原稿にするかどうかは、原稿の文章量と出版までの過程を加味して検討する必要がありそうです。

 

パソコンでの自費出版原稿を作成する際は、使用ファイルに注意

 

次にPCでの原稿作成ですが、こちらもすでに説明しているとおり、文章量の多い原稿作成に向いています。出版社とのデータのやり取りが容易になりますし、原稿の修正も短時間で簡単にできますね。

遠方に住んでいる著者などは非常に便利でしょう。手書きが苦手で字が汚いから読んで貰えるか不安・・という方にも適しています。

 

但し、こちらも作成時の注意点がいくつかあります。原稿を作成するのにどのソフトを使用するかということです。メモ帳や一太郎、オアシス、Word、Excel等・・・文章を書こうと思えば大概はどのソフトでも可能ですが、出版社や業者間のデータのやり取りで常用されていないソフトを使用すると、ファイルが開けない、修正ができないといった問題が生じます。

特に年代が上の著者になると、一太郎やオアシスで作成する割合が高くなりますが、実際に出版社や出版に関わるその他の業者はWordの使用率が高いため、それに合わせて原稿作成をする方がスムーズですね。分からない場合は、事前に出版社に確認しましょう。

 

手書きの自費出版原稿のデータ起こしについて

 

最後に、手書き原稿のデータ起こしについてお伝えします。手書きの原稿作成を選んだものの出版社とやり取りが困難になってしまった場合は、データとして起こせば大丈夫です。

しかし、出版社によってはその作業自体に費用がかかることもありますから、出来るだけ自前で対処する必要があります。

方法としては、手書き原稿を見ながら打ち込んでいったり、GoogleドライブでPDF化した原稿を文字にする事もできます。精度は高くありませんが、大量に執筆した手書き原稿のやり取りに困っているのであれば、ぜひ試してみてください。

関連記事

幻冬舎ルネッサンス新社では、本を作る楽しみを自費出版という形でお手伝いしております。
原稿応募、出版の相談、お問い合わせ、資料請求まで、お気軽にご連絡ください。

  • ポイント1

    お問い合わせいただきましたら、担当の編集者がご対応いたします。

  • ポイント2

    原稿内容やご要望に沿ったご提案やお見積もりをご提示いたします。

  • ポイント3

    幻冬舎グループ特約店(150法人4,000書店)を中心とした全国書店への流通展開を行います。

テキストのコピーはできません。