コラム

新書の自費出版講座/新書はタイトルと帯が命!

売れる新書は、タイトルが命といっても過言ではありません。

ターゲットはタイムリーな情報収集を目的としているため、新書コーナーのタイトルは流し読みをされてしまいがちです。単行本のように、手にとって開きながら、じっくりと選んでもらいにくい傾向にあります。

加えて新書のデメリットとしては、デザインが統一されており、見た目での差別化が難しいことです。書籍のサイズや文字の大きさも非常に小さいため、平積みされていなければ、目に留まることはさらに難しくなるのです。

以上の理由から、新書は訴求力のあるタイトル・帯にする必要があるといえます。

 

人気の新書タイトルを参考に、ストックをつくる

 

訴求力のあるタイトルを生み出すポイントは、売れている書籍のタイトルをたくさんストックしておき、言葉を置き換えてみることです。自身の新書の内容にあわせるとしたら、こんな言葉の組み合わせはどうだろうか?と、お手本を参考に思考することから始まります。

例として、2015年上半期ベストセラーの新書、上位10タイトルを並べてみましょう。

『新・戦争論』
『家族という病』
『おとなの教養』
『「自分」の壁』
『地方消滅』
『「ズルさ」のすすめ』
『世界史の極意』
『沈みゆく大国アメリカ』
『無頼のススメ』
『資本主義の終焉と歴史の危機』

日本出版販売株式会社『2015年上半期ベストセラー』

 

これらをお手本とすると、
『新・○○論』
『○○という病』
『○○の教養』
『○○の壁』
『○○消滅』
『○○のすすめ』
『○○の極意』
『沈みゆく○○』
『○○の終焉と○○の危機』

このように、9個のストックが出来ましたね。

○○の箇所を別の言葉に置き換えながら、これは面白いと想える新書のタイトル候補を作成してみましょう。もちろん、そっくりそのまま真似ることは推奨できませんので、あくまで候補を考えるためのネタ用に集めます。

最後に、新書のタイトルの候補を考えたら、必ず第3者に意見をもらうようにしましょう。ターゲットは著者自身ではありませんから、他の人にどのような印象を与えるのかを重視し、反響が悪い場合は思い切って考え直すなど、柔軟に対応していきましょう。

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