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二宮尊徳の生涯と業績―報徳仕法の理論と実際― 単行本 – 2009/12/5
大貫 章
(著)
「親孝行の代名詞・勤勉家の代名詞」として少年・二宮金次郎という名は大部分の日本人が耳にしたことがあるはずです。しかし金次郎が尊徳となり、その後何を行なったかはあまり知られていません。本書は、二宮尊徳の生涯とともに、尊徳が導きだした経済と道徳を融合した報徳思想を伝えていきます。またこの思想の中には報徳仕法という江戸時代の財政を再建した考え方があります。報徳仕法とは「正直、勤勉、倹約、親切」であることが根幹にあり、できる人はできない人のために、できない人はできない人なりに努力をする、相互努力、相互補完という考えです。農耕民族である日本人にとって、もっとも適した「共同体型組織」の考え方といえます。混迷の明治維新後、改めて脚光をあびた報徳仕法は、混迷する現代社会で生きる人々の指針となりえます。一人でも多くの人が「精一杯努力する」「人のためになることをする」という大切さを気づかせてくれる、二宮尊徳の思想と方法を学ぶ必読の入門書です。
- 本の長さ212ページ
- 言語日本語
- 出版社幻冬舎ルネッサンス
- 発売日2009/12/5
- ISBN-104779005175
- ISBN-13978-4779005176
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商品の説明
著者について
1958(昭和33)年、東京大学文学部卒業。TBS報道局、坂本藤良経営研究室、産能能率大学経営管理研究所を経て、1968(昭和43)年以降、産業教育トレーナーとしてリーダーシップ訓練・問題解決訓練などに従事。その間、江戸末期の農政家・二宮尊徳の研究に取り組む。2001年報徳博物館評議員に就任。国際二宮尊徳思想学会会員。
■主な著書
『報徳に生きた人、二宮尊徳』(ABC出版)/『二宮尊徳の道徳と実践』(モラロジー研究所)/『二宮尊徳に学ぶ経営の知恵』(産能大学出版部)/『OJTと職場経営』(産能大学出版部)/『参加型研修の進め方』(産能大学出版部)/『意欲づけに成功する法』(ダイヤモンド社)/『職場管理の実務知識』(ダイヤモンド社)/『ビジネス知識辞典』(中央経済社)/『ブレーンストームの会議術』(中央経済社)/『ビジネスマンの戦略戦術』(講談社)共著/『ビジネスマンの知略と実戦―大変動期を勝ち抜くノウハウ百科』(学習研究社)共著/『燃える集団のつくり方』(こう書房)/『ビジネスカタカナ用語事典』(経林書房)/ほか多数。
■主な著書
『報徳に生きた人、二宮尊徳』(ABC出版)/『二宮尊徳の道徳と実践』(モラロジー研究所)/『二宮尊徳に学ぶ経営の知恵』(産能大学出版部)/『OJTと職場経営』(産能大学出版部)/『参加型研修の進め方』(産能大学出版部)/『意欲づけに成功する法』(ダイヤモンド社)/『職場管理の実務知識』(ダイヤモンド社)/『ビジネス知識辞典』(中央経済社)/『ブレーンストームの会議術』(中央経済社)/『ビジネスマンの戦略戦術』(講談社)共著/『ビジネスマンの知略と実戦―大変動期を勝ち抜くノウハウ百科』(学習研究社)共著/『燃える集団のつくり方』(こう書房)/『ビジネスカタカナ用語事典』(経林書房)/ほか多数。
登録情報
- 出版社 : 幻冬舎ルネッサンス (2009/12/5)
- 発売日 : 2009/12/5
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 212ページ
- ISBN-10 : 4779005175
- ISBN-13 : 978-4779005176
- Amazon 売れ筋ランキング: - 824,133位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2011年3月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ここで描かれている二宮尊徳の業績を「へー、二宮金次郎ってこんなことやったんだー」で終わらすのは余りにももったいない。 個人的にはまず政治家の方に読んでいただきたい。 尊徳の実践は非常に現実的なものであった。 その土地の年貢を過去数十年、時には百八十年遡って調べ上げ、それに応じて上納米を決める。 定額以上の年貢は荒地開発や用水のための費用にあてる。 非常にシンプルな政策にも関わらず「農民と胡麻油は絞れるだけ絞れ」に象徴されるような政治が横行しており、実現されていなかったのだ。 教育者にも尊徳の思考は活かせる。 村の中を巡回し、会う人に声をかけ、時には指導する。 意欲の高い者を表彰し、低い者を感化させていく。 意欲の低い者が目立ちがちだが、そこにとらわれず、教えを施していったのだった。 表彰、貸し付けも村人で相談し、投票で決定していたという。 決して全てが順風満帆ではなかったが、数多くの村を建て直し、生涯を貫いた報徳の深い思想と実践に学ぶところは大きい。
2009年12月12日に日本でレビュー済み
戦前の修身の教科書には必ず載っており、各校の肯定に薪をしょった銅像があたった二宮尊徳翁の話を知るものも、どんどん減っていっている。
「正直、勤勉、倹約、親切」
当たり前のことを当たり前のように徹底しておこなった、翁の人生に、改めて学ぼう。
「正直、勤勉、倹約、親切」
当たり前のことを当たり前のように徹底しておこなった、翁の人生に、改めて学ぼう。
2012年3月13日に日本でレビュー済み
著者の思い入れが強過ぎるのか、推測や思い込みが入り過ぎている。
「圧政に苦しむ可哀想なお百姓さん」的な表現が頻繁に出て来るが、著者の持つ階級闘争史観があまりに鼻につき、読んでいて辟易して来る。
おかしなイデオロギーを持ち込まずに、客観的な事実を伝えることを心がけて欲しかった。
平易な言葉遣いで書かれている点は、理解しやすく好感が持てた。
「圧政に苦しむ可哀想なお百姓さん」的な表現が頻繁に出て来るが、著者の持つ階級闘争史観があまりに鼻につき、読んでいて辟易して来る。
おかしなイデオロギーを持ち込まずに、客観的な事実を伝えることを心がけて欲しかった。
平易な言葉遣いで書かれている点は、理解しやすく好感が持てた。