今年、定年を迎えてこれから何をしようかと迷っていた時に本屋で「還暦」という文字に興味を持ってこの本を買った。
著者は大阪の高校教師だったが、若い頃に果たせなかった夢を実現するために勉強して日本語教師の資格を取り、定年後はアメリカへ渡って高校生に日本語を教えることになった。
さまざまな楽しい体験を通して、アメリカの高校生活と日本の高校生活の違いや、環境問題や食習慣のことなど文化の違いなども楽しい体験と共にユーモアを交えて書かれている。また異国の生徒たちとの心温まる話もあり、一気に読み終えた。
還暦を過ぎても、まだまだ何かできる!という勇気を与えられた気がする。

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サッコ先生の還暦オレゴン記 単行本 – 2008/6/20
青木 貞子
(著)
高校の英語教師だった著者は、定年が近づくにつれ、その後の人生をどう生きるかについて深く考えるようになった。そんな時ネパール旅行へ出かけ、ボランティアで日本語を教える機会に恵まれた。そして外国人に日本語を教える楽しさに目覚めた著者は、55歳の頃から日本語教師になるための勉強を始めた。合格率20%以下の難関を2年で突破し、定年退職後に晴れてオレゴンへ飛び立った。本書は日本語インターンとしてアメリカの高校に赴任した著者の1年間の活動記録であるだけでなく、人生でやり残したことに果敢にチャレンジすることの大切さを伝える内容で、団塊世代の新しい生き方としても注目の一冊です。
- 本の長さ192ページ
- 言語日本語
- 出版社幻冬舎ルネッサンス
- 発売日2008/6/20
- ISBN-104779003229
- ISBN-13978-4779003226
商品の説明
著者について
1945年広島県三原市生まれ。大学を卒業後、38年間広島や大阪の学校で英語を教える。2005年大阪府立高等学校を定年退職後、アメリカ・オレゴン州ポートランド市立グラント高校で日本語アシスタントをする。2007年4月から大阪府立花園高等学校講師。2008年4月から関西外国語大学講師。
著者について
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2010年11月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2008年6月29日に日本でレビュー済み
還暦を過ぎて、なお行動的な著者のバイタリティに感服。
内容のメインは日米の教育比較だが、異文化交流。環境問題、はては生徒の肥満問題と多岐にわたる話題もとても読みやすく書かれている。
日本の教育について様々な意見があるが、かつて現場いた者として、今の学校では、生徒の自己表現や自己実現の授業がほとんど無いことに危惧の念を感じる。
型にはめ、パターン学習を繰り返す詰め込み教育がすべて無意味とは言わないが、今のままでは、応用力も想像力も育たない。この本で具体的に述べられているような、多感な時期に自分を表現する授業がもっとあったら、日本でも自立的、創造的な人間を育てられるだろう。
集団を育てるには土台となる個人をちゃんと育てることが大事だと思う。何よりその方が生徒にも教師にもずっと楽しい学校になるはずだ。この本を読んで強くそう感じた。
奈良市、ザビエル
内容のメインは日米の教育比較だが、異文化交流。環境問題、はては生徒の肥満問題と多岐にわたる話題もとても読みやすく書かれている。
日本の教育について様々な意見があるが、かつて現場いた者として、今の学校では、生徒の自己表現や自己実現の授業がほとんど無いことに危惧の念を感じる。
型にはめ、パターン学習を繰り返す詰め込み教育がすべて無意味とは言わないが、今のままでは、応用力も想像力も育たない。この本で具体的に述べられているような、多感な時期に自分を表現する授業がもっとあったら、日本でも自立的、創造的な人間を育てられるだろう。
集団を育てるには土台となる個人をちゃんと育てることが大事だと思う。何よりその方が生徒にも教師にもずっと楽しい学校になるはずだ。この本を読んで強くそう感じた。
奈良市、ザビエル