この作品は、自殺願望がある方に向けられた作品だと思いました。
どんな状況であっても、人が生き抜く術は必ずある。
「無能な受精卵」というタイトルは、おそらく、作者を含めた悩み多き人々のスイッチを入れる意味で付けられたものだと思います。
支離滅裂の登場人物の絡み合いが見せ場の一つで、違う悩みを持った人を見て、自分ばかりが不幸ではないと学ぶ部分もあります。
作者の語彙力はさておき、生きていればいいことがあるかもしれないと思わせてくれる作品でした。
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生きた無能な受精卵 単行本(ソフトカバー) – 2021/1/29
早坂 どあ
(著)
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購入オプションとあわせ買い
生まれる意味は、あったのか?
どうすれば幸せになれるのか?
愛すべき「出来損ない」たちが、
人生をガムシャラに駆け抜ける!
そこは、「常識」という名の数多のルールに縛られた世界。
いつだって真面目に、謙虚に、礼儀正しく、愛と思いやりの心をもたなければならない――
そんな面倒な「人間の世界」に誤って生まれてしまった、不運な受精卵。
人として生きるものの、的外れで常識がなく、型にはまらない彼らは、
「大人」になりきれず、そもそも「こども」の域にも達することができない、「受精卵」レベルの未熟な人間――。
そんな彼らの奇妙な巡り合わせを、アイロニックに鮮やかなタッチで描き出す痛快ドラマ。
どうすれば幸せになれるのか?
愛すべき「出来損ない」たちが、
人生をガムシャラに駆け抜ける!
そこは、「常識」という名の数多のルールに縛られた世界。
いつだって真面目に、謙虚に、礼儀正しく、愛と思いやりの心をもたなければならない――
そんな面倒な「人間の世界」に誤って生まれてしまった、不運な受精卵。
人として生きるものの、的外れで常識がなく、型にはまらない彼らは、
「大人」になりきれず、そもそも「こども」の域にも達することができない、「受精卵」レベルの未熟な人間――。
そんな彼らの奇妙な巡り合わせを、アイロニックに鮮やかなタッチで描き出す痛快ドラマ。
- 本の長さ218ページ
- 言語日本語
- 出版社幻冬舎
- 発売日2021/1/29
- 寸法13 x 1.6 x 18.8 cm
- ISBN-10434493184X
- ISBN-13978-4344931848
商品の説明
著者について
■ 早坂どあ/ハヤサカドア
1963年静岡県生まれの女性作家。
高卒で就職し、平成は結婚、子育て、両親の世話を経て
令和には2冊の短編小説集でデビュー。
短編以外に、長編、詩、随筆なども手掛けている。
2021年7月にも短編小説集を発売予定。
1963年静岡県生まれの女性作家。
高卒で就職し、平成は結婚、子育て、両親の世話を経て
令和には2冊の短編小説集でデビュー。
短編以外に、長編、詩、随筆なども手掛けている。
2021年7月にも短編小説集を発売予定。
登録情報
- 出版社 : 幻冬舎 (2021/1/29)
- 発売日 : 2021/1/29
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 218ページ
- ISBN-10 : 434493184X
- ISBN-13 : 978-4344931848
- 寸法 : 13 x 1.6 x 18.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 2,082,408位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 154,600位文芸作品
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2021年5月7日に日本でレビュー済み
裕福ではない家(病気がちの父、パートで生活費を稼ぎ余裕のない母)に産まれ、
勉強も運動も出来ないタイプ、クラスメートと担任からのいじめ、
社会に出ても厄介者扱いされ転職を繰り返す……
主人公むさしのプロフィール的な冒頭部分だけで、胃が痛くなってきました。
しかし読み始めたら、そのまま最後まで駆け抜けてみて下さい。
これは優しさと救いの物語です。
そして非常に映像的な作品でした。
それにしても、うーん、このタイトルはどうなんだろう。
言わんとすることは分かりますが、
わたしは無能と評価したりされたりするのは嫌いなので、このタイトルは好みではないです。
文庫改題とかあったりして。
勉強も運動も出来ないタイプ、クラスメートと担任からのいじめ、
社会に出ても厄介者扱いされ転職を繰り返す……
主人公むさしのプロフィール的な冒頭部分だけで、胃が痛くなってきました。
しかし読み始めたら、そのまま最後まで駆け抜けてみて下さい。
これは優しさと救いの物語です。
そして非常に映像的な作品でした。
それにしても、うーん、このタイトルはどうなんだろう。
言わんとすることは分かりますが、
わたしは無能と評価したりされたりするのは嫌いなので、このタイトルは好みではないです。
文庫改題とかあったりして。
2021年5月14日に日本でレビュー済み
最初は読むのが辛いです。
不器用な自分と重なるところも多かった。
中盤は安心して幸せな気持ちから、突然の・・。
終盤は・・なぜ、こんな結末に・・という気持ち。
この終盤についての感じ方は人それぞれなんでしょう。
私は、主人公よりも、アキに対して感情移入しすぎて、非常に辛かった。
最終的な主人公の交流関係、強さからくるものなのか、広い心からくるものなのか・・・?
それとも無能さから、受け入れてるだけなのか?
あまり納得できる展開ではなかったです。
私が未熟なんでしょうか・・・。
読後感もあまりよい気持ちは残っていません。
不器用な自分と重なるところも多かった。
中盤は安心して幸せな気持ちから、突然の・・。
終盤は・・なぜ、こんな結末に・・という気持ち。
この終盤についての感じ方は人それぞれなんでしょう。
私は、主人公よりも、アキに対して感情移入しすぎて、非常に辛かった。
最終的な主人公の交流関係、強さからくるものなのか、広い心からくるものなのか・・・?
それとも無能さから、受け入れてるだけなのか?
あまり納得できる展開ではなかったです。
私が未熟なんでしょうか・・・。
読後感もあまりよい気持ちは残っていません。
2021年6月7日に日本でレビュー済み
女性作家らしい内容で、内容は正直ありきたり。
ケータイ小説と呼ばれていたジャンルよりはずっと描写があるが、それでもきちんと情景は描写されていない。
主にむさし、という主人公(視点)の心情描写。
ストーリーは女性の手で育てられて来たマイルドヤンキー文化圏の子らの生活と成長の物語で、日本的な貧困や暴力的な状況が付きまとう
タイトルに関しては、特に描写されている人物は無能でもなんでもないしのでは、という感慨をもった。
内容の焦点は少し散漫に思える。
主人公は女性たちに支えられて生きていく感じで、男性の力を借りたりで道を切り開いていくわけではないが、それは日本的な感じで、どの程度現実感が高いの私の世界と違いすぎて分からないが、現実ではただ世話を焼かれる一方の人などはいないし、そこまで異性の比重は高くないから日本のライト文学のロマン(ラノベにおける恋愛)みたいなものかもしれない。
えぐさをえぐく描ききっている訳でもないし、おちつくところに結論も落ち着く。
普段から良く物語を読んでいる人があえて読んでも関心をもてて、おもしろいかどうかは微妙だが、
ただ、本を普段読まない人であるとかえってこういうのがいいこともあると思う。
個人的には評価はとても低い。
ケータイ小説と呼ばれていたジャンルよりはずっと描写があるが、それでもきちんと情景は描写されていない。
主にむさし、という主人公(視点)の心情描写。
ストーリーは女性の手で育てられて来たマイルドヤンキー文化圏の子らの生活と成長の物語で、日本的な貧困や暴力的な状況が付きまとう
タイトルに関しては、特に描写されている人物は無能でもなんでもないしのでは、という感慨をもった。
内容の焦点は少し散漫に思える。
主人公は女性たちに支えられて生きていく感じで、男性の力を借りたりで道を切り開いていくわけではないが、それは日本的な感じで、どの程度現実感が高いの私の世界と違いすぎて分からないが、現実ではただ世話を焼かれる一方の人などはいないし、そこまで異性の比重は高くないから日本のライト文学のロマン(ラノベにおける恋愛)みたいなものかもしれない。
えぐさをえぐく描ききっている訳でもないし、おちつくところに結論も落ち着く。
普段から良く物語を読んでいる人があえて読んでも関心をもてて、おもしろいかどうかは微妙だが、
ただ、本を普段読まない人であるとかえってこういうのがいいこともあると思う。
個人的には評価はとても低い。
2021年5月11日に日本でレビュー済み
最初は読み進めるのが辛いと思います。訳の分からないタイトル。ダメダメな感情移入出来ない登場人物。本当に無能な人たち。
何度も読むのを止めようと思いましたが読み終わって本当に良かったと思います。
主人公及びその周りの人たちはとんでもない不幸に見舞われます。ですがその中にある救いであったりに生きるための勇気を貰えます。
ガマンして50ページ読んでみましょう。読み終えたときに無条件に笑顔が出る。
本書はそんな一冊です。
何度も読むのを止めようと思いましたが読み終わって本当に良かったと思います。
主人公及びその周りの人たちはとんでもない不幸に見舞われます。ですがその中にある救いであったりに生きるための勇気を貰えます。
ガマンして50ページ読んでみましょう。読み終えたときに無条件に笑顔が出る。
本書はそんな一冊です。
2021年5月16日に日本でレビュー済み
ほぼ本文の9割は会話調「」なので、とても読みやすいです。ドラマを見ているような感じで読み進められます。
読者の境遇や心境にもよりますが、私はなんとなく元気をもらった気がします。
ちょっとタイトルは疑問符ですが、主人公むさしの人生を垣間見た感じがします。面白かったです。
読者の境遇や心境にもよりますが、私はなんとなく元気をもらった気がします。
ちょっとタイトルは疑問符ですが、主人公むさしの人生を垣間見た感じがします。面白かったです。