ところどころで参考になる「目からウロコ」的なことも記載されているのだけど、
NPO礼賛や管理会社への批判的スタンスがどうもねえ。
鵜呑みにしたら理事会や管理組合は混乱になりそうで・・。
真っ当な仕事に正規フィーを支払うことは、住民として至極当然の責務です。
管理会社と住民において、マンションの資産向上を一緒に目指す方向性が大事でしょう。
部分的にはいいことも結構書いてあるんですけどね。

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目からウロコ マンション管理のトリセツ (幻冬舎ルネッサンス新書) 新書 – 2020/1/20
増永 久仁郎
(著)
- 本の長さ214ページ
- 言語日本語
- 出版社幻冬舎
- 発売日2020/1/20
- 寸法11.2 x 1 x 17.4 cm
- ISBN-104344925459
- ISBN-13978-4344925458
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登録情報
- 出版社 : 幻冬舎 (2020/1/20)
- 発売日 : 2020/1/20
- 言語 : 日本語
- 新書 : 214ページ
- ISBN-10 : 4344925459
- ISBN-13 : 978-4344925458
- 寸法 : 11.2 x 1 x 17.4 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 328,944位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2022年4月24日に日本でレビュー済み
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2022年9月20日に日本でレビュー済み
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読みやすい。一つの意見として活用したいです。
2021年9月26日に日本でレビュー済み
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私も本書同様、マンション住人であり管理組合運営者です。大変参考になる部分も多く今後のマンション管理に活かせて頂きたいと思います。ありがとうございました。
2021年10月24日に日本でレビュー済み
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かなり偏った意見もあるので、参考にする
程度で、丁度いいんじゃないですかね。
理事会の運営を同じようにできるか、
できないか。やるか、やらないかは、
ご自身しだいではないでしょうか。
程度で、丁度いいんじゃないですかね。
理事会の運営を同じようにできるか、
できないか。やるか、やらないかは、
ご自身しだいではないでしょうか。
2020年3月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「NPO法人近畿マンション管理者協会」会長の肩書をお持ちの著者。 これまでのご自身の経験と苦労をもとに解説されるマンション管理のノウハウには説得力を感じます。 しかし「その一方で…」というレビューになりそうです。
読み手の立場からすると、まず「NPO」という呼称への先入観を拭ってからお読みいただくことをお勧めしたい。 ”NPOだから、すべからく安心”という自己バイアスは引っ込めたいところです。 著者の力説する”NPO”は無償で社会貢献する慈善奉仕団体ではなく、通常の企業がそうであるように、事業収入も運営目的です。 ただ、公益性という営為目的のため、余剰収益は”相応に”公益業務に充てなければならない制約がある(と聞きます)。 また、”寄付”という”収益”が非課税という特典は、それが課税対象になる民間企業とは異なる(と聞きます)。 つまり、著者が警鐘を鳴らす知名度の高い管理会社と根っこはそうは違わないといえます。 それを承知の上でページをめくりたい、という意味です。
したがって、管理組合と修繕業者との間に一級建築士などのコンサルや、管理会社、ゼネコンを仲介する発注リスクを減らすためにNPOを、という本書に一貫する意見は、論理的には理解可能ですが全面的に賛成とまではいえない、、、かな。 たしかに利権の癒着関係を考えたとき、リベートやバックマージン、キックバックなど利益相反行為リスクは不可避です。 ただ、相手もビジネスですから、適正なマークアップにより商社の役目を果たしてもらえるならば、管理組合のよきサポーターにもなり得るかと思います。 その判断のしどころが難しいからNPOへ、ということにはなりそうですが。
そういった”管理会社の財布”に、組合がならないようするための事例が紹介されています。 管理組合の”管理”とはマネージメントととらえるべき、との意見はナルホドですね。 全部オマカセ、ってなればエジキにもなるでしょう。 きちんとPDCAを回しましょう、ということですね。 収支決算、事業報告、予算と計画に目を泳がせているだけではだめかも、、、。 積極的な勉強や業者訪問が必要かと思います。 区分所有者いわゆるマンション管理適正化法のマネジメントを担う気構えが必要、ってことでしょう。 だからでしょうか、理事長の輪番制も「ノー」、と主張されています。 組合の仕事をひととおり知る、という意味では初期の輪番制は意味があるかと思いますが、現実的に引き受け困難な方もおられますし、いやいや引き受けては、管理会社に全部おまかせコース、ってことになりそうです。 いいようにお財布を使われてもわからないまま、ってこともありそうです。
著者曰く、マンション管理の要諦は4つ。 良好なコミュニティー形成、管理会社・保守業者の適正な外注管理、大規模修繕工事の適切な管理、そして税制健全化のリスク管理、です。 これらがマンションの資産価値を上げる、というわけです。
クリーンだ、バックマージンをとらない、、、を売りにしている管理会社は要注意といいます。 「マンションのことなら~~タラララッタラ~」のCMに唖然、、、などと、ほぼ実名の名指しで非難してます。 きびし~、ってかんじですね。 たしかに、クリーンなのは「当たり前」ですから、それを売りにしてはおかしい。 逆に業界のブラック度をお知らせしてるようなものかも、、、。 著者のコトバをかりるなら「管理のカスタマイズ化」ができる管理会社が期待されます。
ためになった一部を引用するなら、大規模修繕の12年周期、でしょうか。 P133あたりから大規模修繕の誤解などのイロハが説明されます。 そもそも12年という期間になんの法的根拠もないそうです。 それよりスパンを15年、20年と延ばし管理組合の財政基盤を強固にすべきというわけです。 こまめな営繕の方が重要なんですね。 これ以上はネタばらしになるのでやめときますが、たしかに大規模修繕に1億円かけても、そのほとんどは外壁修繕のようです。 それほどの重要性はあるのか疑問はないわけではない、、、。 日頃、信頼できる業者にこまめに修繕してもらっていればいいし、そういう積み重ねが管理会社に対する財布のヒモを締めることになり、ひいては良好な関係も築けるということでしょう。
P160あたりからは、実際の大規模修繕費用から、どれだけムダ金が流出するか実際の計算が披露されます。 1級建築士を介在させる法的根拠もありません。 参考になりますね。 ただ冒頭記載したとおり、見積もりが適正かどうか見抜けるかどうかが問題だと思います。 10%、さらに10%と、コンサルや設計事務所、管理会社への金銭フローがあれば計算上は、たしかに実工事費の1.5倍になります。 見積上でコンサルや設計事務所への正当な利ザヤを読み取ることができれば、彼らはよきサポーターにもなると思う次第です。
辛口な批判が実例をもとに紹介されますので、ヒヤヒヤしますが参考になりました。 区分所有者、理事、理事長が賢く組合を運営できれば、という当たり前のレビューになってしまいましたが、ドラッカーのマネジメント哲学から(著者も指摘のとおり)、専門知識をもつことより、真摯に向き合うことが大切なんでしょうね。
読み手の立場からすると、まず「NPO」という呼称への先入観を拭ってからお読みいただくことをお勧めしたい。 ”NPOだから、すべからく安心”という自己バイアスは引っ込めたいところです。 著者の力説する”NPO”は無償で社会貢献する慈善奉仕団体ではなく、通常の企業がそうであるように、事業収入も運営目的です。 ただ、公益性という営為目的のため、余剰収益は”相応に”公益業務に充てなければならない制約がある(と聞きます)。 また、”寄付”という”収益”が非課税という特典は、それが課税対象になる民間企業とは異なる(と聞きます)。 つまり、著者が警鐘を鳴らす知名度の高い管理会社と根っこはそうは違わないといえます。 それを承知の上でページをめくりたい、という意味です。
したがって、管理組合と修繕業者との間に一級建築士などのコンサルや、管理会社、ゼネコンを仲介する発注リスクを減らすためにNPOを、という本書に一貫する意見は、論理的には理解可能ですが全面的に賛成とまではいえない、、、かな。 たしかに利権の癒着関係を考えたとき、リベートやバックマージン、キックバックなど利益相反行為リスクは不可避です。 ただ、相手もビジネスですから、適正なマークアップにより商社の役目を果たしてもらえるならば、管理組合のよきサポーターにもなり得るかと思います。 その判断のしどころが難しいからNPOへ、ということにはなりそうですが。
そういった”管理会社の財布”に、組合がならないようするための事例が紹介されています。 管理組合の”管理”とはマネージメントととらえるべき、との意見はナルホドですね。 全部オマカセ、ってなればエジキにもなるでしょう。 きちんとPDCAを回しましょう、ということですね。 収支決算、事業報告、予算と計画に目を泳がせているだけではだめかも、、、。 積極的な勉強や業者訪問が必要かと思います。 区分所有者いわゆるマンション管理適正化法のマネジメントを担う気構えが必要、ってことでしょう。 だからでしょうか、理事長の輪番制も「ノー」、と主張されています。 組合の仕事をひととおり知る、という意味では初期の輪番制は意味があるかと思いますが、現実的に引き受け困難な方もおられますし、いやいや引き受けては、管理会社に全部おまかせコース、ってことになりそうです。 いいようにお財布を使われてもわからないまま、ってこともありそうです。
著者曰く、マンション管理の要諦は4つ。 良好なコミュニティー形成、管理会社・保守業者の適正な外注管理、大規模修繕工事の適切な管理、そして税制健全化のリスク管理、です。 これらがマンションの資産価値を上げる、というわけです。
クリーンだ、バックマージンをとらない、、、を売りにしている管理会社は要注意といいます。 「マンションのことなら~~タラララッタラ~」のCMに唖然、、、などと、ほぼ実名の名指しで非難してます。 きびし~、ってかんじですね。 たしかに、クリーンなのは「当たり前」ですから、それを売りにしてはおかしい。 逆に業界のブラック度をお知らせしてるようなものかも、、、。 著者のコトバをかりるなら「管理のカスタマイズ化」ができる管理会社が期待されます。
ためになった一部を引用するなら、大規模修繕の12年周期、でしょうか。 P133あたりから大規模修繕の誤解などのイロハが説明されます。 そもそも12年という期間になんの法的根拠もないそうです。 それよりスパンを15年、20年と延ばし管理組合の財政基盤を強固にすべきというわけです。 こまめな営繕の方が重要なんですね。 これ以上はネタばらしになるのでやめときますが、たしかに大規模修繕に1億円かけても、そのほとんどは外壁修繕のようです。 それほどの重要性はあるのか疑問はないわけではない、、、。 日頃、信頼できる業者にこまめに修繕してもらっていればいいし、そういう積み重ねが管理会社に対する財布のヒモを締めることになり、ひいては良好な関係も築けるということでしょう。
P160あたりからは、実際の大規模修繕費用から、どれだけムダ金が流出するか実際の計算が披露されます。 1級建築士を介在させる法的根拠もありません。 参考になりますね。 ただ冒頭記載したとおり、見積もりが適正かどうか見抜けるかどうかが問題だと思います。 10%、さらに10%と、コンサルや設計事務所、管理会社への金銭フローがあれば計算上は、たしかに実工事費の1.5倍になります。 見積上でコンサルや設計事務所への正当な利ザヤを読み取ることができれば、彼らはよきサポーターにもなると思う次第です。
辛口な批判が実例をもとに紹介されますので、ヒヤヒヤしますが参考になりました。 区分所有者、理事、理事長が賢く組合を運営できれば、という当たり前のレビューになってしまいましたが、ドラッカーのマネジメント哲学から(著者も指摘のとおり)、専門知識をもつことより、真摯に向き合うことが大切なんでしょうね。
2021年9月16日に日本でレビュー済み
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朝日新聞1面の広告を見て、買った。不動産賃貸をやっている方には「なるほど」と思わせる記述もある。しかし不動産は地方、地域によって、いろいろと異なる慣習も多い。この本は基本的に大阪の話で、全国共通の話ではない部分も目立つ。
2021年6月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
全体的な印象としては「新任理事長・理事」向け”入門書”としては参考になると思います。
総合評価を減点した理由は下記の三点です。
1.誤解の懸念…匿名化せずに管理会社などのブラックな側面を紹介しているため、良識が十分でない管理組合が管理会社/コンサルを”攻撃”することが懸念された。
2.課題へのさらなる深掘り…「18. 理事の輪番制の永遠の課題」については、結局「マンション管理のカスタマイズ化」であり「NPO近畿」の紹介という結論がやや拙速と思われた。
3.リスクマネジメントのさらなる深掘り…別の側面である「情報管理」(居住者の機微な情報等の取扱いリスク)、「管理業務/管理組合活動のIT化」(管理会社/管理組合活動でのITリスク)などについても知見をご教示頂くとももっと良かった。
総合評価を減点した理由は下記の三点です。
1.誤解の懸念…匿名化せずに管理会社などのブラックな側面を紹介しているため、良識が十分でない管理組合が管理会社/コンサルを”攻撃”することが懸念された。
2.課題へのさらなる深掘り…「18. 理事の輪番制の永遠の課題」については、結局「マンション管理のカスタマイズ化」であり「NPO近畿」の紹介という結論がやや拙速と思われた。
3.リスクマネジメントのさらなる深掘り…別の側面である「情報管理」(居住者の機微な情報等の取扱いリスク)、「管理業務/管理組合活動のIT化」(管理会社/管理組合活動でのITリスク)などについても知見をご教示頂くとももっと良かった。