のんびりゆっくり読みました。
コロナ禍ゆっくり過ごし釣り日程を考える時、参考になる釣り日記でした。

無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
監査役Mの陸っぱり釣り日記 単行本(ソフトカバー) – 2019/3/29
藤田 雅士
(著)
陸っぱり釣りを愛する人に贈る面白川柳釣りエッセイ!
川柳雅号「家では空気」の著者による、陸っぱり釣りエッセイ。
本社から子会社監査役となり、定年を目前にぽっかり空いた時間。
やるべきは 釣りにしぼって まっしぐら!
この本はサラリーマンを終わりかけた私が50年以上続ける「陸っぱり釣り」について、
準科学的視点から面白おかしく解説しています。
「陸っぱり釣り」を愛する人はもちろん、
定年後に本格的に趣味を釣りにしようとお考えの方々のご参考になれば幸いです。
―著者より
川柳雅号「家では空気」の著者による、陸っぱり釣りエッセイ。
本社から子会社監査役となり、定年を目前にぽっかり空いた時間。
やるべきは 釣りにしぼって まっしぐら!
この本はサラリーマンを終わりかけた私が50年以上続ける「陸っぱり釣り」について、
準科学的視点から面白おかしく解説しています。
「陸っぱり釣り」を愛する人はもちろん、
定年後に本格的に趣味を釣りにしようとお考えの方々のご参考になれば幸いです。
―著者より
- 本の長さ120ページ
- 言語日本語
- 出版社幻冬舎
- 発売日2019/3/29
- 寸法12.9 x 1.2 x 18.9 cm
- ISBN-104344921585
- ISBN-13978-4344921580
商品の説明
著者について
某製造会社監査役。某上場企業元役員。1956年、香川県生まれ。理学修士。
「気にするなむこうもきっと忘れてる」シルバー川柳大賞。
「目覚ましのいらない年に成り果てた」NHKラジオぼやき川柳大賞、ほか入選15回。
「この先はリニアも通る大名古屋」坂角のゆかり川柳大賞。
「あるじ無きお庭はまるでビオトープ」NHKラジオ文芸選評入選
「気にするなむこうもきっと忘れてる」シルバー川柳大賞。
「目覚ましのいらない年に成り果てた」NHKラジオぼやき川柳大賞、ほか入選15回。
「この先はリニアも通る大名古屋」坂角のゆかり川柳大賞。
「あるじ無きお庭はまるでビオトープ」NHKラジオ文芸選評入選
登録情報
- 出版社 : 幻冬舎 (2019/3/29)
- 発売日 : 2019/3/29
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 120ページ
- ISBN-10 : 4344921585
- ISBN-13 : 978-4344921580
- 寸法 : 12.9 x 1.2 x 18.9 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 932,689位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 26,332位エッセー・随筆 (本)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2019年5月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
気に入った点:筆者の言うとおり、釣りをしない人、釣りに興味のない人でも楽しめる本だった。
さて、気楽に読める書物の中で、巻末に注がある本を読むのは初めてだ。研究書、専門書などのようだ。釣り用語がわからないものにはありがたい。久しぶりに巻末やスマホを見ながら、本を読んだ。筆者は準科学的に釣りの技術を記述し、図や表を使い、メリット、デメリット、リスクを冷静に分析する。ゴルフとの比較があるのも面白い。(私はゴルフもしない)さすがは理系の人間だなと、と大いに感じる。そんな中、釣りをして思うところなど、川柳化していく筆者は文芸にも優れているなあと感心する。
私には公共交通を利用して釣りに行くことが驚きであった。しかし、場所的には限られるだろうし、筆者も言っているとおり、車の利用なしでは大変困難ではあろう。作中、筆者には失礼ながら、実践3、”久里浜駅での痛恨竿忘れ”が印象に残っている。筆者のように理詰めで抜かりのない人でも失敗をする。親しみを感じるシーンだ。
京急の対応も素晴らしい。その他、父子の釣り、佐久島のこと、「釣りバカ日誌」の言葉も出た。随所随所に
釣りを通じて著者の人生観が記述されていて、読みどころが豊富だ。私はお世辞抜きで、この本を買ってよかったと思う。
気に入らない点:見当たらない。
さて、気楽に読める書物の中で、巻末に注がある本を読むのは初めてだ。研究書、専門書などのようだ。釣り用語がわからないものにはありがたい。久しぶりに巻末やスマホを見ながら、本を読んだ。筆者は準科学的に釣りの技術を記述し、図や表を使い、メリット、デメリット、リスクを冷静に分析する。ゴルフとの比較があるのも面白い。(私はゴルフもしない)さすがは理系の人間だなと、と大いに感じる。そんな中、釣りをして思うところなど、川柳化していく筆者は文芸にも優れているなあと感心する。
私には公共交通を利用して釣りに行くことが驚きであった。しかし、場所的には限られるだろうし、筆者も言っているとおり、車の利用なしでは大変困難ではあろう。作中、筆者には失礼ながら、実践3、”久里浜駅での痛恨竿忘れ”が印象に残っている。筆者のように理詰めで抜かりのない人でも失敗をする。親しみを感じるシーンだ。
京急の対応も素晴らしい。その他、父子の釣り、佐久島のこと、「釣りバカ日誌」の言葉も出た。随所随所に
釣りを通じて著者の人生観が記述されていて、読みどころが豊富だ。私はお世辞抜きで、この本を買ってよかったと思う。
気に入らない点:見当たらない。
2019年4月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
暫くお休みしていた陸釣りを再開し、毎回の釣りをどのような目的、手段でどう取り組み、結果どうであったか、そして次回にどう活かすかが分かりやすく記載されており、釣り初心者、未経験者でも十分楽しむことができます。また、その時の筆者の気持ちが川柳で表現され、本にリズムを与えていて、より読みやすくしていると思います。
2019年4月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ちょっと一風変わった釣り日記。
釣りが好きでなくても、題名だけでも引き込まれてしまいました。
釣り場に通いつめている人達が経験で感じていることを、比較分析、なぜなぜ分析、段取り替え、マインドマップなど、経営工学や製造業ではお馴染みの思考ツールで、様々な科学的な考察を加えるスタイルで読み取れる一冊!
釣行の反省からのPDCAも楽しげによく回ってます。
また、要所に(注書きにまでも)織り交ぜられた川柳も良いスパイスを効かせており、とても面白く、参考になりました。
是非、一読をオススメします!
釣りが好きでなくても、題名だけでも引き込まれてしまいました。
釣り場に通いつめている人達が経験で感じていることを、比較分析、なぜなぜ分析、段取り替え、マインドマップなど、経営工学や製造業ではお馴染みの思考ツールで、様々な科学的な考察を加えるスタイルで読み取れる一冊!
釣行の反省からのPDCAも楽しげによく回ってます。
また、要所に(注書きにまでも)織り交ぜられた川柳も良いスパイスを効かせており、とても面白く、参考になりました。
是非、一読をオススメします!
2019年4月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
面白かった。筆者の伝えたいという素直な気持ちが全面に出たこれぞ趣味というお話し。俳句に洒脱な川柳、図あり要因分析(なぜなぜ分析は問題解決の手法です)あり、そして反省ありの面白本です。技術者である筆者がその能力を発揮して釣りの世界を臨場感たっぷりに描いていて、読んでいると光景が浮かんでくる。自分を猟師と称し、食べ方まで記述していて微笑ましい。趣味が高じた洒落た技術書である。定年後の夢が語られており、前期高齢者には必見の書と言えよう。
2019年4月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
釣りの知識の無い私でもとても楽しく読めました!可食部率の検証や、魚は釣られて痛くないのか?という素朴な疑問にも痛快な答えが示されておりぐんぐん引き込まれました。なぜなぜ分析などの準科学的考察と川柳がテンポ良く散りばめられており、新たなジャンルの書籍です。著者の第二、第三弾の書籍に期待します。
2019年4月11日に日本でレビュー済み
今更ながらではあるが、経営戦略に関する本でも探そうとふらりと書店に足を運んだ。
ビジネス本コーナーは奥、入り口近くにホビーのコーナー。通りすがりに何気なくそちらの書棚に目をやったら、青い波のような装丁の小さな本にある「監査役M」なる文字が目に飛び込んで来た。何せ経営本を見に来ている訳だから・・・。
「何だ、経営本の置き間違いだ。」と思い、心底親切な私は店員に教えてあげようと手に取った。そうしたら、あに図らんや釣りの本であった。大書店が置き場所など間違える筈がない訳だ。
当方釣りへの興味はなく、よって当然趣味でもなく、やったことがあるのは子供の頃自宅近くにあった釣堀でのフナ釣り程度である。従って、釣りの本など買ったことは還暦を超えたこれ迄の人生で皆無、今後も釣りを趣味にする計画など全くない。
しかしこれも何かのご縁かとパラパラとめくってみた。するとなかなかの流麗な文章、だが余計な修飾語はない。どうやら釣りの解説本というよりも一つのエッセイとしてスーッと読めそうだ。また図や表を多用した釣りの技術等に関する考察も入っており、釣った魚・その魚の調理後、更にはその先の骨だけになった姿のカラー写真や、自筆の釣り場地図等を駆使した「見える化」もキッチリ。あらゆる点でいわゆる「本を読む」のに苦痛を覚えるようになった今日この頃の私には合っているとの第一印象を持った。これに加えて良いのはこの本全体のムードメーカーになっている、文章の中に散りばめられた川柳。この点でもお笑い好きの私には大いに引かれるものがあった。
ということから、本の中身というよりもむしろこんな捉えどころがあるような、ないような何とも摩訶不思議な本を書いた「監査役M」なる著者に興味を抱いた。そして、経営本のことはすっかり忘れ、自然に1,188円を支払ってこの本だけを手にして店を出ていた。
帰宅後、笑いながらそして感心しながら即日120ページを読了。その間釣り場の情景の一部始終が脳裏に浮かび続けていた。光景なり情景が思い浮かぶと言えば、例えば古今亭志ん朝の噺を聞いているようであったと表現すれば、落語好きには通じるのではなかろうか?
何度も言うが、釣りなどには一切興味がない私が・・・である!!
最後の最後まで文章のキレは文字通り息ギレすることなく冴えており、しかも内容は相当に高度。著者の幅広い教養と、並大抵ではない人品骨柄が想像された。
この本は恐らく陸っぱり(私は初めて聞いたことば)が趣味の人には、釣果向上のための恰好の参考書になるに違いない。
一切考えてもいなかった釣りがやりたくなった。監査役は閑散役とのことだが、私のなかではそうではなく感謝役になった。監査役M氏、何とも不思議な方である。
最後に。かなり褒め過ぎたことを反省する。
以上
ビジネス本コーナーは奥、入り口近くにホビーのコーナー。通りすがりに何気なくそちらの書棚に目をやったら、青い波のような装丁の小さな本にある「監査役M」なる文字が目に飛び込んで来た。何せ経営本を見に来ている訳だから・・・。
「何だ、経営本の置き間違いだ。」と思い、心底親切な私は店員に教えてあげようと手に取った。そうしたら、あに図らんや釣りの本であった。大書店が置き場所など間違える筈がない訳だ。
当方釣りへの興味はなく、よって当然趣味でもなく、やったことがあるのは子供の頃自宅近くにあった釣堀でのフナ釣り程度である。従って、釣りの本など買ったことは還暦を超えたこれ迄の人生で皆無、今後も釣りを趣味にする計画など全くない。
しかしこれも何かのご縁かとパラパラとめくってみた。するとなかなかの流麗な文章、だが余計な修飾語はない。どうやら釣りの解説本というよりも一つのエッセイとしてスーッと読めそうだ。また図や表を多用した釣りの技術等に関する考察も入っており、釣った魚・その魚の調理後、更にはその先の骨だけになった姿のカラー写真や、自筆の釣り場地図等を駆使した「見える化」もキッチリ。あらゆる点でいわゆる「本を読む」のに苦痛を覚えるようになった今日この頃の私には合っているとの第一印象を持った。これに加えて良いのはこの本全体のムードメーカーになっている、文章の中に散りばめられた川柳。この点でもお笑い好きの私には大いに引かれるものがあった。
ということから、本の中身というよりもむしろこんな捉えどころがあるような、ないような何とも摩訶不思議な本を書いた「監査役M」なる著者に興味を抱いた。そして、経営本のことはすっかり忘れ、自然に1,188円を支払ってこの本だけを手にして店を出ていた。
帰宅後、笑いながらそして感心しながら即日120ページを読了。その間釣り場の情景の一部始終が脳裏に浮かび続けていた。光景なり情景が思い浮かぶと言えば、例えば古今亭志ん朝の噺を聞いているようであったと表現すれば、落語好きには通じるのではなかろうか?
何度も言うが、釣りなどには一切興味がない私が・・・である!!
最後の最後まで文章のキレは文字通り息ギレすることなく冴えており、しかも内容は相当に高度。著者の幅広い教養と、並大抵ではない人品骨柄が想像された。
この本は恐らく陸っぱり(私は初めて聞いたことば)が趣味の人には、釣果向上のための恰好の参考書になるに違いない。
一切考えてもいなかった釣りがやりたくなった。監査役は閑散役とのことだが、私のなかではそうではなく感謝役になった。監査役M氏、何とも不思議な方である。
最後に。かなり褒め過ぎたことを反省する。
以上