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地平線に ―日中戦争の現実― 文庫 – 2019/1/22
前田 隆平
(著)
戦争によって青春を犠牲にされた青年少尉の慟哭の物語。
日中戦争の現実を描いた傑作が待望の文庫化。
本作品は、実父の戦争体験を綴った自伝をベースに、息子である著者が小説化した、真実の物語である。
徹底した軍国主義体制の下、徴兵され中国に渡った主人公・杉井謙一が、
国家が軍事力や武力を利用して戦闘を組織的に遂行するという、
極めて常軌を逸した事態を果敢に生き抜き、敗戦を機に帰国するまでの8年間を綴っている。
20歳の時に徴兵された杉井謙一は、予備士官学校で過酷な軍事訓練を受けたのち、戦地・中国に赴く。
文脈の端々には、青年謙一の穢れない純真に照らし出された国家権力の不条理に対する憤り、
戦争という暴力しか存在しない極限状況での人間の愚かな言動の数々、
人間の命を軽々しく扱う場面に数多く立ち合わざるを得なかった無力なる者の困惑、
そして軍隊という野蛮極まりない組織などが赤裸々に綴り出され、
謙一のやり場のない怒りや悲しみが読者に共感を持って伝わってくる。
戦争の現実を赤裸々に描いた傑作戦争小説だ。
日中戦争の現実を描いた傑作が待望の文庫化。
本作品は、実父の戦争体験を綴った自伝をベースに、息子である著者が小説化した、真実の物語である。
徹底した軍国主義体制の下、徴兵され中国に渡った主人公・杉井謙一が、
国家が軍事力や武力を利用して戦闘を組織的に遂行するという、
極めて常軌を逸した事態を果敢に生き抜き、敗戦を機に帰国するまでの8年間を綴っている。
20歳の時に徴兵された杉井謙一は、予備士官学校で過酷な軍事訓練を受けたのち、戦地・中国に赴く。
文脈の端々には、青年謙一の穢れない純真に照らし出された国家権力の不条理に対する憤り、
戦争という暴力しか存在しない極限状況での人間の愚かな言動の数々、
人間の命を軽々しく扱う場面に数多く立ち合わざるを得なかった無力なる者の困惑、
そして軍隊という野蛮極まりない組織などが赤裸々に綴り出され、
謙一のやり場のない怒りや悲しみが読者に共感を持って伝わってくる。
戦争の現実を赤裸々に描いた傑作戦争小説だ。
- 本の長さ739ページ
- 言語日本語
- 出版社幻冬舎
- 発売日2019/1/22
- 寸法10.6 x 3.6 x 15.1 cm
- ISBN-104344920635
- ISBN-13978-4344920637
商品の説明
著者について
■ 前田 隆平/まえだ りゅうへい
全日本空輸株式会社取締役兼ANAホールディングス株式会社常勤顧問
1954年静岡県静岡市生まれ。
1977年東京大学法学部卒、同年運輸省入省。
国土交通省航空局長、国際統括官、駐スイス特命全権大使を経て2016年7月より現職。
国土交通省では航空分野での経験が長く、オープンスカイ政策の推進、羽田空港の国際化などを手掛けた。
全日本空輸株式会社取締役兼ANAホールディングス株式会社常勤顧問
1954年静岡県静岡市生まれ。
1977年東京大学法学部卒、同年運輸省入省。
国土交通省航空局長、国際統括官、駐スイス特命全権大使を経て2016年7月より現職。
国土交通省では航空分野での経験が長く、オープンスカイ政策の推進、羽田空港の国際化などを手掛けた。
登録情報
- 出版社 : 幻冬舎 (2019/1/22)
- 発売日 : 2019/1/22
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 739ページ
- ISBN-10 : 4344920635
- ISBN-13 : 978-4344920637
- 寸法 : 10.6 x 3.6 x 15.1 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,124,390位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
星5つ中4.5つ
5つのうち4.5つ
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トップレビュー
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2023年1月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
とあるきっかけで本書を読ませて頂きましたが、とても読み応えのある大作でした(分厚いです!)。著者のお父様の手記に記録された実体験をもとに、日中戦争や当時の日本軍の内情が鮮明に描かれており、歴史の資料としても参考になります。現代に至っても解決されずに残っている諸課題が、戦争という過程の中でどう生み出されたのか、とても考えされられる作品です。本書の持つ意義を考えると、もっと多くの人にも読んで頂き、是非後世に語り継いでいきたい内容と思いました。
2019年10月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
1ヵ月かかって読み終えました。
700ページ超えの厚さでしたが、内容はまぁ良からず悪からずって感じでしょうか…。
ググってもプレビューが少ない本なので広く広回ってないのでしょう。
軍隊生活を書き綴っていますが、なんだろう淡々というか時系列というのか、本当に起きた事を記録した本って感じですかね。
心に響く文章もあり、私は十分読むに値する小説だと思います。
700ページ超えの厚さでしたが、内容はまぁ良からず悪からずって感じでしょうか…。
ググってもプレビューが少ない本なので広く広回ってないのでしょう。
軍隊生活を書き綴っていますが、なんだろう淡々というか時系列というのか、本当に起きた事を記録した本って感じですかね。
心に響く文章もあり、私は十分読むに値する小説だと思います。