出版実績

白いカラス

獄道者 少年期編

自伝的小説

ジャンル
文学・評論 人文・思想 エンターテイメント
シリーズ
新刊
著者
・著
ISBN
9784344993631
判型
4-6 ・ 256ページ
出版年月日

内容紹介

窮屈な社会から30年飛び立ちたいと願う少年が選んだ道とは 昭和30年代、山口県のとある炭鉱町で生まれた角井武生。早くに父を亡くしたことによる愛への渇望か、それとも貧困への抵抗か……。少年はごく自然に小学時代からスリ、喧嘩、カツアゲに明け暮れ、気が付けば学校に居場所はなくなっていた。非行の中でしか未来を見られなくなった少年の行動はエスカレートし、育成学園、少年院といった更正施設へと送られる。しかし、そこで待ち受けていたのは、更正とは名ばかりの、人を人と思わない寮長、看守、先輩たちからの理不尽な折檻、暴力の応酬だった。

■著者紹介
昭和21年6月生27まれの山口県出身。幼少時より悪童と呼ばれ、14歳から通算27年近くを施設(少年院や刑務所など)にて過ごし、裏社会で生きてきた。堅気になり、60歳を境にして障害者施設の職員に。4人の子供を男手ひとつで育ててきて、現在はひとり暮らしの堅気人としての生活を続けている。

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