著者インタビュー

3作目である本書が、今までで一番多くの反響になりました。

先行き不透明な社会保障制度に対する不安から、巷では資産形成の方法として金融商品への投資が過熱しています。中でも「不動産投資」は初心者でも堅実に行えるとして人気です。

本書は「サラリーマンが」「老後の生活を守るための」方法として、ワンルームマンション経営の優位性とその具体的なノウハウをしらしめる書籍です。

これからの社会がどう推移していくのか?
いったい老後にいくらあれば不安なく過ごせるのか?
そもそも、なぜ普通のサラリーマンが「老後破産」に陥ってしまうのか?

サラリーマン必見。今すぐ、無理なく、一生続けられる資産形成の指南本。

―執筆をされたきっかけを教えてください。

今回のテーマは、老後破産を都心の中古ワンルームマンションで対策するということがテーマです。現在、社会問題になっている老後破産を広く社会に訴えかけるにあたり、斬新な切り口の書籍が特徴の出版社である幻冬舎さんのお力を借りることがベストであると考えました。
今回のテーマである「老後破産」は、もはや国民的な問題といっても過言ではありません。しかし、あるアンケートでは、老後の生活に不安があるという人が約8割と「老後破産」を回避するイメージを抱けていない人がほとんどという状況です。そんな人にとって、少しでも「老後破産」を回避できるイメージを持っていただけたら、私が本書を執筆した意味があると言えます。
そして、老後破産とは別のテーマとして、不動産投資についても私の考えを表現いたしました。現在の不動産投資業界は活況で、2015年の相続税改正により、不動産投資も盛り上がりを見せ、貸家に対する金融機関の貸出残高も、あのバブル期を超えて過去最高の数字を記録しています。とはいえ、不動産投資で失敗しているオーナーも急増中です。今は、表面化していませんが、5年、10年を経過したのちには、さらに増えることも予想されます。私の考える不動産投資は、失敗しないことが第一です。多くの不動産投資家が幸せになるために、私の知識が役に立てばと思いを筆に込めて一生懸命執筆いたしました。

―前作は他の出版社で刊行されたと伺いました。今回、幻冬舎ルネッサンスで出版をされた決め手は何だったのでしょうか?

決め手は本をつくる過程とクオリティーです。私は、本書を刊行する前に2冊ほど他の出版社で著書を出していました。良い出版社ではありましたが、更なるクオリティーを求め、幻冬舎ルネッサンスで出版をする決意をしました。

―出版後にどのような変化がありましたか?

私にとって、3作目である本書が、今までで一番多くの反響になりました。もちろん、前著に反響が全くなかった訳ではありませんが、社に入る読者からの電話の数が圧倒的に増えたのが体感でもわかります。私どものお客様からの評判も上々で、苦労して書いた結果として非常に満足です。

やはり、書籍の良い評判が聞こえてくると、自分の仕事にも好影響が生まれます。書籍を発売してから、更なるお客様の期待に応えようと新規の事業にも取り組み始めました。良い評判は社員のモチベーションにも繋がります。書籍を読むことで、私のメッセージが浸透し、力を急激に伸ばす社員が現れることもうれしいことです。採用においても、「書籍を読んでこの会社だから入社したい」という応募者も増えました。出版することで、私や、私が代表を務めます和不動産を取り巻く環境が好転していくのが、手に取るようにわかります。自分の仕事がわかりやすく世間に表現される、これが出版の効果なのでしょう。
そして、私の書籍が出版されて一番喜んでいるのが、息子です。小学生の低学年ですから、当然、内容は理解していませんが、親の書籍が書店に並んでいることが誇らしいのか、素直に喜んでいる姿を見ると、私も次回作の執筆を頑張ろうと非常に励みになります。

―編集者とのやり取りで印象に残ったことはありますか?

今回の出版に関しては、私自身、今までで一番やりやすいやり取りでした。こちらが、やりやすい環境を整えてくれた担当編集者さんには、感謝の一言です。

今回の作品では、読者から、文章から人柄を感じられるという感想をもらうことも多く、私の文章に専門性やメッセージの他に、人柄まで表現できるような編集を心掛けていただいた結果だと思います。編集者の仕事は、売れる本を作ることもミッションの1つです。私は、私らしさを追求する要求も多々あったなかで、うまくバランスを取ってくれたことで満足いく1冊に仕上がりました。

特に、印象深かったことは、表紙の制作時です。前作や私の会社のH.P.を知っていれば、カラフルでポップな表紙を提案してくるのかと思いきや、真っ黒な「老後破産」のイメージを彷彿とさせる真逆のイメージの表紙を提案されました。これが、幻冬舎さんのイメージと言われればそのままですが、そのインパクトにほぼ一発O.K.を出しました。仕事に対するクオリティーの高さが、現れている一面として非常に印象深く心に残っています。

―作品のテーマや制作で心掛けたことを教えてください。

今作のテーマは、「老後破産」です。そのため、客観性や公共データを多く取り入れることにしました。特に第一章には、和不動産で実施したアンケートを多用するなどして、データにもとづいた理論の裏付けが、うまく表現できたと思います。
第一章のテーマ「老後破産」について不安を煽れたことで、その後のマンション経営の下りに説得力が出たことが、大きな収穫です。
原稿全体には、出版物にありがちな煽りを排除し、リベラルな文章を心掛けることで、押しつけがましい主張ではなく、あくまで1つの提案事項として読者に訴えることができたのではないかと考えています。
もう1つ心掛けたことは、これから不動産投資を始める人にわかるような文章にするために、新入社員に原稿を読んでもらったことです。彼らのわからないところに説明を付け足すことで、誰が読んでもわかりやすい1冊に仕上がったと思います。


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