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文章を削る!文字量を減らす!文章ダイエットの秘訣/小説の書き方講座

 

思うがままに原稿を書き進めていったところ、「ものすごい大作になってしまった…」なんてことはありませんか。新人賞に応募する原稿を書いていたところ、文字制限を優に超えてしまい、本当に制限内までリライトできるのか。不安になったことがある方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、そうした長い文章を削る・文字量を減らすことを目標に、簡単にできる文章ダイエットの方法をお伝えしていきます。

 

説明文の頭に主語を入れない

 

「私はこう言った」「友人は△△を始めた」「太郎は△△だと考える」といった具合に、状況説明の頭に主語をたくさん入れていませんか。小説やエッセイなどに主語で始まる説明文を入れすぎると、評論チックで作品の雰囲気が壊れてしまいます。ですから、どんどん削っていきましょう。

主語を削ったことで説明が困難になった場合は、主語を使って示すはずだった人や物の外見的特徴を表現したり、セリフを入れるなどして誰の説明なのか分かるように工夫しましょう。

 

接続助詞を削って、一文を短く!

 

一文一文が長く読みづらい文章を書く人に多いのが、接続助詞を多用しているという点です。接続助詞には、「ば」「と」「ても(でも)」「けれど(けれども)」「が」「のに」「ので」「から」「し」「て(で)」などがあります。
文章にしてみると、「○○ならば」「○○でも」「○○だけれども」「○○なのだが」「○○なので」…等々。ついつい使っていませんか?

接続助詞を使いすぎている例としては、こんな文章が挙げられます。

 

私の文章は接続助詞が多すぎるので、文章を簡潔にまとめたいと思っているけれど、上手にできない。

 

1文に2つの接続助詞が続いていて、少し読みにくいですね。
使用を1回に制限してリライトすると、こんな風になります。

 

(例1)接続助詞を削って文章を簡潔にまとめたい。しかし、上手にできない。

 

(例2)「接続助詞が多くて分かりにくいよ」そう言われた文章を簡潔にまとめたいが、上手にできない。

 

接続詞を入れることで長い文章にメリハリをつけたり、セリフを使って状況説明をすることで、使用を控えることができました。
接続助詞は無くても大して困らないものですから、このようにして代案を考えましょう。

 

あなたの固定概念、本当にいりますか?

 

自分史や評論など、著者の知識・経験を土台に書き進めていく作品は、一文が長くなりがちです。その要因として挙げられるのが、著者が『固定概念』を語り始めてしまうこと。

「○○と言えば、△△だ。」このひと言から始まり、「△△というのは、これまでの私の経験から学び得た独自の考え方で…」などと作品のテーマと関係ない自分語りを始めてしまう評論が多く見受けられます。

主観的な文章は読者を飽きさせ、無駄に長くしてしまうもの。良い文章に仕上げるためには必要ありません。思い切って削りましょう。

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