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2016年1月の自費出版ニュースまとめ(2)

 

1月の自費出版ニュース、後半です。

今月も絵本や闘病記、中学生の作品まで話題盛りだくさんです。本を出版する目的もそれぞれですね。制作に至った背景にもぜひ注目してみてください。

 

 

 

心に映った遠野物語 自作の絵添え自費出版

 

仙台市泉区の主婦岩本けい子さん(66)が遠野物語の文章に自作の絵を添えた本「遠野物語に魅せられて」を自費出版しました。

愛読書から45の話を選び、イメージを膨らませてアルコールマーカーで描いた絵29点を載せています。

岩本さんは色が見え、音が聞こえてくるような柳田国男の文章が好きとのこと。馬と娘の悲恋が絡むオシラサマの話の絵では「物語があまりにかわいそう」と感じ、馬の表情を優しくして九つの鈴を足しています。

妻が津波で犠牲になった夫婦を描く99話では、この話を取り上げた河北新報の連載「挽歌(ばんか)の宛先 祈りと震災」から着想を得た。

(出典:河北新聞

 

命の大切さ考えて 日航機事故の遺族が自分史 出征・シベリア・戦後の教員生活、愚直に生きた90年

 

520人が犠牲となった1985年の日航ジャンボ機墜落事故で長男夫婦と初孫を失った栗原哲さん(93)=栃木県大田原市=が、自分史「愚直−戦前から戦後、九十年を愚直に生きた男の記録」(新潮社)を自費出版しました。

事故後の出来事や心境が克明に記録され、編集を手がけた次男の橋本毅さん(61)は「同様の事故が二度と起こらないよう、この本を通じて命の大切さについて考えてほしい」と話しています。

(出典:毎日新聞

 

豪雨被害の常総、クラウドファンディングで復興 自費出版本復刊

 

海老原良夫さん(66)は先月、100万円を目標にインターネット上で寄付集めを始めました。2013年夏に自費出版した歴史本を復刊することが目的です。タイトルは「常総の隠れた英雄 鈴木頂行とその時代」。

江戸時代に活躍し、思想家、二宮尊徳にも影響を与えた教育者を取り上げています。
明治〜大正生まれの地元住民を約30年かけて訪ね歩き、活気にあふれたかつての町の様子も記録。出版した500冊のうち、数冊の在庫が自宅に残るのみだったようです。

(出典:毎日新聞

 

「想像の世界で遊んで」 流山の創作童話グループ女性13人、作品集出版

 

流山市の創作童話グループ「かざぐるまの会」が作品集「風のしっぽ13のものがたり」を出版した。巨大魚や猫、キツネ、恐竜などが登場するファンタジーや反戦をテーマにした物語など市内の女性13人の13編が収められています。

収められた作品は、主に同人誌などで発表したものを推敲し、みんなで読み合い、批評し合って何度も書き直した。例会は月1回だが、昨年6月から校了の10月まで、編集作業のための会合は十数回に上ったとのこと。

(出典:毎日新聞

 

闘病記が生きる力に

 

「『人間、いつかは死ぬ』。そんなことは分かっていた。分かってはいたけれども、ひとごとだった。『いつか』は分からないほうがよい。分からなければ、夢や希望を抱いて生きていける」

不安や恐怖を文章にしたためた。最終的に闘病の経緯を小説仕立てでまとめ、「仄(ほの)かな希望」と題して昨年、自費出版しました。

(出典:毎日新聞

 

吃音の漫画、主人公は私 悩み、支えありのまま 諫早の中2が制作

 

言葉を円滑に話せない「吃音(きつおん)」と向き合う長崎県諫早市の中学2年山口馨(かおる)さん(14)が自身の体験を4こま漫画に描き、反響を呼んでいます。

周囲の理解が乏しくつらい思いをしたことや、友達の支えで勇気を持てた経験をありのままに表現。昨夏には、32点の作品をまとめた冊子「きつ音はかおるちゃんのガラスの靴」も自費出版されました。

「しゃべるのはゆっくりでも、しっかり気持ちを込めたい」。一こま一こまから、山口さんの思いが伝わってきます。

(出典:西日本新聞

 
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