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本の売上げを伸ばすために。新聞広告の仕組みを知ろう(2)/本の広告講座

 

前回は新聞広告の仕組みについて詳しくお伝えしました。

今回は、実際に出稿されている本の広告にはどういったものがあるのかを知り、本を売るために重要な広告の訴求ポイントを学びましょう。

新聞広告に限らず、プレスリリースの作成や本の売り込みにも役立つはずです。

 

 

 

(出典:幻冬舎

こちらは5段広告で書籍4冊を紹介しています。
ジャンルは医療、文芸、自己啓発。医療本をメインに、その他3冊を紹介しています。

医療本の紹介には、インパクトのあるタイトル、「セレブでさえ~」という引きの強い表現、「たちまち重版!」という人気本である事をアピールしています。
小見出しにはこの本を読む事でどんなメリットがあるのかを簡潔に表現しています。
詳細説明には、本を出版するに至った背景を伝えつつ問題提起をしたり、本文のポイントを箇条書きにするなどして、内容に興味を持たせようとしていることが伺えます。

その他の3冊でも、「ベストセラー」「世界一の“長考派”」といった著者の著名性や特徴を述べたり、内容の要約文を載せています。

また、著者の写真を載せることで本に対する信頼度や説得力が増し、より興味を持ってもらいやすくなります。特に医師などの責任ある職業や立場にある著者は顔出しで掲載すべきでしょう

 

 

(出典:幻冬舎

こちらは2冊に絞って紹介している広告です。
ジャンルは介護。右側の本をメインに左側も同じジャンルにする事で、介護に興味のあるターゲットを引きつける事ができますね。
先述した広告とは見せ方が異なり、著者の人となりが分かるよう、生い立ちや考え方、読者に語りかけるようなメッセージが載っています。
このように、広告を見るターゲットによってコミュニケーションの仕方を変えることも重要です。

 

 

(出典:幻冬舎

こちらは人気作家に限った訴求方法ですが、著者名とタイトルをほぼ同じ文字サイズにして見せています。彼を評価する著名人からのコメントも寄せられており、著者を知らない人であっても人気作家であることが伺えます。
他にも、著者からのメッセージを載せたり、30周年記念、書き下ろし、27万部突破など、作品への期待感を持たせる仕掛けが満載です。

 

 

(出典:幻冬舎メディアコンサルティング

こちらは経営者をターゲットにした関連書籍を、いっきに5冊紹介しています。
ターゲットである経営者に注目してもらえるよう、どんな立場や悩みを抱えた経営者に向いている本なのか、ノウハウやポイントを一部公開したり、この本をいつどんな状況下で読む事でどんなメリットがあるのか・・・など、興味を持ってもらうための見せ方が工夫されています。

また、広告のタイトル書体やイラストを実物と合わせる事も重要です。広告で得た情報を頼りに本を購入する読者が、実物を見てギャップを感じる事のないようにするためです。変え写真が難しい場合や、ユニークなイラストを表紙に使用しているのであれば、このように掲載することで訴求力を高める事が出来るのです。

 

 

(出典:幻冬舎メディアコンサルティング

こちらは珍しい事例ですが、全段まるまる使用した広告です。メッセージ、著者紹介、刊行書籍をまとめて紹介しています。
また、スペースが広い分文章量も増やすことができるため、広告を1つのコンテンツとしてじっくり読み込んでもらえることも期待できますね。活字メディアである新聞広告ならではの表現方法ではないでしょうか。

 

以上が本の新聞広告事例になります。
どのような訴求ポイントがあるか、自身が著した本の紹介をするとしたら、どんな広告が良いかイメージはつきましたか?広告を掲載する予定はなくても、本のアピールの仕方は学べるはず。新聞を読む方は、今後はぜひ広告欄にも目を向けてみてください。

 
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