コラム

コラム

自費出版:HOME > コラム > 小説の書き方講座/「手垢にまみれた」表現をしていませんか

コラム

小説の書き方講座/「手垢にまみれた」表現をしていませんか

小説のタイトルや帯文などに、「手垢にまみれた表現」を使っていませんか?

手垢にまみれた表現とは、多くの著者が小説に使用してきたことで「使い古されてしまった表現」のことです。
誰もがイメージできる分かりやすい表現であると同時に、新鮮さに欠けてしまうというリスクがあります。

編集者は小説の帯文などを作る際、必ずこれに気を付けています。

 

 

小説に書く言葉は、“4つの条件”を満たした新鮮味のあるものを使う

 

例えば、「感涙」という言葉があります。
これは、深く感じて流す涙。感激・感謝のあまり流す涙。
【出典:goo辞書(http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/jn2/49996/m0u/)】
という意味ですが、感動小説などにうってつけの言葉です。

しかし、「感涙!○○な物語」「日本中の感涙を読んだ~」といった形で繰り返し使われてきた言葉でもあるため、すでに刊行されている小説の作風をイメージされてしまう可能性があります。

そのため、手垢にまみれた表現を避けインパクトのある言葉を選ぶには、

・分かりやすいこと
・想像をかきたてること
・イメージを限定させないこと
・その作品だけのオリジナリティを出すこと

以上を満たしていることが理想です。

執筆、文章の編集・校正、カバーデザイン、帯文の作成など、あなたの小説が完成するその時まで、表現をとことん追求してみて下さい。

 
一覧に戻る

その他のコラム

大人になったからこそ読んでほしい児童書
  皆さんは、子どもの頃、どんな本を読んでいましたか?本が大好きな皆さんは、小さい頃から、絵本や児童書な…
あなたもきっとなれる!本屋大賞受賞者に見る小説家への道  
2017年4月11日、今年度の本屋大賞が発表されました。 大賞作品は恩田陸著の『蜜蜂と遠雷』(幻冬舎刊)です。なんと…
今日からできる!語彙力をアップさせる3つの方法
  草花がいきいきと芽吹く、暖かな季節となりました。 見渡す限り満開の桜の花がとてもきれいですよね 絶好…
春、新生活にさみしさを覚えたら読む本3選
 この春、新しい生活を始めた方も多いのではないでしょうか。 進学、就職、そしてそれを機にお引越しされた方も。  そ…
のど、別丁扉……意外と知らない本の部位の名称
  こちら、ある日の編集部の会話。   A「こちら○○のゲラなんですけど、Bさんどう思いま…

お電話によるご相談はこちら
お電話でお問合せ
お電話受付時間(平日10:00~20:00)
幻冬舎ルネッサンス新社公式アカウント