私自身が京都出身であり、「京都徒然草」というタイトルに興味を持って本書を手にとりました。
京都をテーマにした本には、あまり京都の良さを描いた本が少ないですが、この本は、京都の四季折々の祭りや風景を情緒豊かに描いていて、京都に生まれて良かったと心から思わせてくれました。
テーマは、フラワーアレンジメント、音楽、子育てと多岐に渡りますが、著者の方が、全てに感動して取り組まれてきた様子がイキイキと伝わってきて、こちらまで人生の素晴らしさを再確認することができました。
人を幸せにするには、何よりも私が日々に感動して生きること。そんな原点に立ち返らせてくれる素晴らしいエッセイでした。
何か目標や生きがいが見つからない、そんな方にぴったりの応援歌だと思います。
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