対処療法の西洋医学では、ストレスと病気とは切り離して対処されている感がゆがめない。
本書は、ストレスの症状を表面的だけではなく、血流および大脳・大脳辺縁系・視床下部・自律神経と特に注目されるのが副腎（ホルモン）との関係で、心と体の相関性を見事に表現されている著書である。
筆者は、西洋医学の点（線）とは対極の「場」という視点から病理的観点で解説しており、近年がん治療でもてはやされている免疫と血流との関係についても分かりやすく解説され、又具体的にストレスの解消法も書かれている。
内容は詳細に書かれている為、何回か読み返してみると全体像の深さが見える一冊です。
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